MOLDMAX
ホットランナー製造などの金型ツール・メーカーMOLDMAXでは2006年1月から旧:Simpoe Worksを使用開始。ゲート案などに活用しています。
パーツ設計者による初期案
経過
パーツ設計者の案で充填確実性を確認、目立つ箇所にウェルド発生を予見。ツールメーカーが供給システムを設計し、より現実的な成形条件でシミュレーションを行ったところ同様のウェルドを予見。
結論
ウェルド回避策の検討が必要。
ゲート案
ツールメーカーによる初期12ゲート案
- ホットランナー
- コールドランナー
- 3プレート金型
5点ゲート案
最初と全く異なるランナー案。バルブゲートを導入するとウェルドは背面から消滅し、エアトラップが発生。
- センターゲート1
- バルブゲート4
- ホットランナー
- コールドランナー
- 2プレート金型
6点ゲート案
ゲートを5から6に増やすとエアトラップは消滅し、ウェルド位置が不満生。
- センターゲート1
- バルブゲート5
- ホットランナー
- コールドランナー
- 2プレート金型
ウェルド対策
その後も引き続きSimpoe-Moldシミュレーションを活用したゲート位置、バルブ制御タイミング、パーツ設計変更に関する調整が行われ、有効なウェルド対策が実施された。