Mark Twoシリーズ

長繊維カーボンファイバーに対応
軽量化と強度の両者をカバーする画期的な3Dプリンター

Mark Twoシリーズは、近年、航空機・レースカーなどの軽量化で注目される長繊維カーボンファイバーを織り込んで造形可能。軽量化と強度・剛性・耐久性の両者をカバーできる画期的な3Dプリンターです。

軽量化・強度の両者を実現できる理由

Mark Twoシリーズはアルミ相当の軽量化・強度を実現します。その理由は、複合繊維を織り込むことで、パーツを強化していく造形技術にあります。

Mark Twoシリーズには二つのノズルがあり、一方のノズルからフィラメントを溶解積層(FDM)で排出。もう一方のノズルから長繊維ファイバーを織り込みながら造形(CFF)していきます。

主材のフィラメントはOnyxを使用

Onyx(オニキス)はカーボンチップを含有したナイロン系フィラメントです。ナイロンの靱性と耐久性に加え剛性・耐衝撃性が大幅に強化できます。

対応材料

フィラメント

Onyx高耐熱(熱変形温度試験 ASTM D648:145℃)のマイクロカーボン。強化ナイロンでほとんど収縮がなく、優れた表面仕上がり
Onyx FROnyxの性質に難燃性の性質を備える(V-0評価)
Onyx FR-A優れた難燃性があり、アメリカ航空機業界でのFST条件をクリアし、トレーサビリティも保有
Onyx ESD電子機器製造に安全かつ高品質・高強度な部品を造形可能
Nylon Whiteツヤのある不透明な白色ナイロンフィラメント(Nylon6ベース)。傷がつきにくく、着色できる。Onyx使用後でもプリントヘッドを交換せずに使用可能
Precise PLA積層造形業界で最も一般的なプロトタイピング材料の一つであるポリ乳酸(PLA樹脂)。カラーラインアップは、黄色、赤、緑、青、オレンジ、黒、白、灰色の8種類

長繊維ファイバー

グラスファイバー対費用効果に優れ、カーボンファイバーの2倍の重量、40%の強度を持つ
高耐熱グラスファイバー105℃以上の耐熱を持つグラスファイバー
ケブラー優れた柔軟性、耐久性と耐衝撃性を併せ持つ連続繊維
Carbon Fiber軽量で最も丈夫な連続繊維。アルミ並みの頑丈な造形が可能
Carbon Fiber FR-Aカーボンファイバー強化樹脂材料としては、初めてアメリカ航空機業界でのFST条件をクリアしており、トレーサビリティも保有

造形サンプル

  • 生産治具

  • 押さえ治具

シリーズラインアップ

Mark Twoシリーズは造形サイズ、使用できる材料の違いなどにより、次の3シリーズに分かれます。

Mark Twoシリーズをもっと知る

導入事例