3Dオブジェクトの内部ライブラリを有していることの充実、レイヤーの概念を中心とした分かりやすいファイル構成であることなどから、中小規模のプロジェクトでの概念を持っているなど、BIMを採用しようという意匠設計者にはとっては導入しやす
BIM人気ソフトウェアを比較
日本国内で提供されているBIMモデル作成を目的とした、設計向けソフトウェアの特徴をまとめています。業務内容や利用目的・利用環境により選定すべきソフトも異なりますので、動画や比較表と共に参考にしてください(以下、アルファベット順)。
Archicad
Autodesk Revit
要素タイプ>ファミリ群>ファミリという階層を持ったデータ構成のもと、各部材に属性を持たせることでパーツの持っているデータ情報を生かし、データベースとしてのトータルなBIM活用の作成・管理を行えるソフトウェア。意匠・構造・設備・施工・管理と幅広く連携し、大規模プロジェクトにも対応。
BIMでどのソフトを使えばよいか?
BIMの導入に疑問を抱く方へ。Autodesk RevitとArchicadの比較動画をご紹介! 動画でRevitとArchicadの違いを詳しく解説。ワークフロー、干渉チェック、2D図面書き出しまで、実用的な操作方法をご紹介。BIMの必要性を理解しつつ、実践に踏み切れない方はぜひ。
GLOOBE
逆日影斜線計算機能により、最大容積形状のモデルを可視化しながら設計が可能。日本の建築基準法に対応をしやすくなっている。
Vectorworks
MiniCad時代よりアップグレードしてきたソフトウェアのため、2D機能も充実しており、使いやすく、デザイン事務所などに根強いユーザーが多い。
BIMソフトウェア価格(2025年7月現在)
BIM対応ソフトウェアの価格帯をまとめました。ライセンス形態が異なる場合もありますので、ご参考にしていただければと思います。
ソフトウェア | 永久ライセンス | 期間ライセンス | ||
---|---|---|---|---|
1年 | 3年 | |||
Archicad | 1,323,000円 | 420,000円 | 1,260,000円 | |
GLOOBE | GLOOBE Architect 基本 | 780,000円 | 180,000円 | - |
GLOOBE Construction 基本 | 800,000円 | 240,000円 | - | |
Autodesk Revit | AEC Collection | - | 2024年11月からほとんどのオートデスクサブスクリプションの購入方法が変更となりました。詳しくは「オートデスク製品の購入方法が変わりました」ページをご確認のうえ、必要に応じご相談・お問い合わせください。 オートデスク製品の購入方法が変わりました | |
Revit | - | |||
Revit LT Suite | - | |||
Revit LT | - | |||
Rebro | 建築設備ソフト | 1,000,000円 | 180,000円 | - |
Vectorworks | Vectorworks Architect | 476,000円 | 180,000円 | - |
- * いずれもスタンドアロン版の税別価格。
保守サービス(年額)
ソフトウェア | 保守サービス(年額) | |
---|---|---|
Archicad | 185,000円 | |
GLOOBE(Architect/Construction) | 144,000円~ | |
Autodesk Revit | AEC Collection | ライセンス価格に含む |
Revit | ライセンス価格に含む | |
Revit LT Suite | ライセンス価格に含む | |
Revit LT | ライセンス価格に含む | |
Rebro | 次年度以降60,000円 | |
Vectorworks | Vectorworks Architect | 98,000円 期間ライセンスはライセンス価格に含む |
- * 税別価格。
体験版の有無
ソフトウェア | 体験版 | |
---|---|---|
Archicad | あり | |
GLOOBE | あり | |
Autodesk Revit | AEC Collection | 単体製品ごとにあり |
Revit | あり | |
Revit LT Suite | 単体製品ごとにあり | |
Revit LT | あり | |
Rebro | なし | |
Vectorworks | Vectorworks Architect | あり |
BIM対応ソフトウェア導入の注意事項
BIM対応ソフトウェアを利用するためには、64bit OSやグラフィックスカードを搭載したワークステーションが必要となりますので、ご注意ください。
各製品の動作環境については、メーカー Webサイトにてご確認ください。
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