応力とは「力に関して基準を用いて考えた」ものです。基準となるものに断面積が用いられ、力を断面積で割ることで応力が求められます。今回は応力の種類や解析のコアとなる計算方法の有限要素法をマスターしましょう。
材料力学と有限要素法の基本を理解しよう
応力とは何か
応力の種類
応力には、次の3種類があります。
垂直応力
物体の断面に対して、垂直な方向に生じる単位面積当たりの力の値を垂直応力とよびます。
式:σ(垂直応力)=F(力)/A(断面積)
垂直応力
曲げ応力
物体を曲げようとする力がかかると物体内部に引張応力と圧縮応力が同時に発生します。曲げ応力は断面内で変化し表面で一番大きな値となります。その表面の値を曲げ応力として表します。
式:σ(曲げ応力)=M(曲げモーメント)/Z(断面係数)
曲げ応力
せん断応力
物体の断面に沿う方向に生じる、ものを断ち切ろうとする力をせん断力とよびます。断面積で割った単位当たりの値をせん断応力とよびます。
式:τ(せん断応力)=F(せん断力)/A(断面積)
有限要素法とは何かを考えてみよう
有限要素法とは、厳密に解くことができない工学的な問題を数値計算により解くための解析のコアとなる計算方法の一つです。Finite Element Method の頭文字をとり「FEM」とよばれています。
では、具体的に有限要素法とはどのようなものか詳細は次よりお気軽に資料をご請求ください。
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- 資料掲載項目
- 有限要素法とは何か?
- 有限要素法の内部処理を理解しよう
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