3DEXPERIENCE Platformで外部企業と協業する方法

社内外のメンバーとのコラボレーション

3DEXPERIENCE Platformを活用することで、チームのメンバー間でシームレスなコラボレーションが可能になりますが、それは社内メンバーに限りません。サプライヤーや外部の協力企業ともコラボレーションを実現します。

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自社のテナントに協力企業を招待

3DEXPERIENCE Platformにおける「企業間協業(Cross Company Collaboration)」は、発注側企業と受注側企業が国内外を問わず、プラットフォームを介してコラボレーションを行うことを指します。

コラボレーションの第一歩は、3DEXPERIENCE Platformをお使いのユーザーが、自社で使用している3DEXPERIENCE Platformのテナントへ協力企業のメンバーを「招待」することから始まります。

企業間協業を行うためのロール設定

招待されたテナント内で協力企業がポートフォリオのロール機能を使用するために、各ロールに条件設定をする必要があります。管理者は「PRODUCT PORTFOLIO>ONLINE SERVICE」から設定します。

企業間協業に必要となるロールの設定項目
Extended Enterprise Userお客様(OEM)にダッソーシステムズ製品の使用を許可された関連企業、サプライヤー
Remote AccessロールのユーザーまたはExtended Enterprise Userが、国を問わずインターネットを介してリモートでダッソーシステムズクラウドにアクセスしてロールを使用すること

上記2項目を両方ともYESまたはNOに設定することで、受注側が使用するロールが異なります。

両方ともYESの場合

YESの場合は、発注側のロール使用権を受注側に貸与して協業するかたちとなります(注1)。

発注側が貸与できるロール

  • Collaborative Business Innovator(注1)
  • Collaborative Industry Innovator(注1)
  • Collaborative Designer for SOLIDWORKS(注1)
  • Collaborative Designer for DraftSight(注1)
  • Project Planner
  • Simulation Collaborator
  • Social Business Analyst
  • (注1)例外として一部のロールについては受注側が保有するロールの利用が可能(変更の可能性あり)。

両方ともNOの場合

NOの場合は受注側が保有するロールを使用して協業するかたちとなります。

受注側が使用できる自社保有のロール

  • 3D Creator
  • 3D Sculptor
  • 3DEXPERIENCE SOLIDWORKS
  • 3DEXPERIENCE DraftSight
  • Structural Performance Engineer
  • Structural Mechanics Engineer
  • Compute Credit Pack
  • * 動作前提条件であるCollaborative Business Innovator、Collaborative Industry Innovatorは発注側または受注側のライセンスを利用する。

Platformを介したデータ交換

協力企業と共に同一のPlatformの保存領域にアクセスすることで、直接データ交換を行えます。プラットフォームを介すことのメリットは、各企業がSOLIDWORKSデスクトップ版、SOLIDWORKSコネクテッド版、または異なる環境を使用している場合でも、データのやり取りができることです。

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3DEXPERIENCEプラットフォーム 企業間協業

主な内容

  • 企業間協業を行うためのロール設定
  • デスクトップ版、コネクテッド版の主な違い
  • 企業間でのデータ交換方法