eDrawingsでVR体験! 実際にどのように見えるのか?

無償ビューアーeDrawingsと安価なGoogle Cardboardで手軽にVR体験

eDrawingsは2D・3Dデータを閲覧できる無償のビューアーです。AndroidやiOS上で稼動するモバイル用eDrawingsでは、PC版と同様に設計データの閲覧・レビュー機能を使えます。モバイル版ならではの機能として、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)機能が追加されました(注1)。実際にGoogle Cardboardを使用して、どのように設計データを閲覧できるのかをレポートします。

  • (注1)Android版は2016年12月1日時点ではVR未実装。

この記事を詳しく解説した資料があります

Google Cardboardとは?

Google Cardboardとは、折りたたみボール紙製の本体に、VR用の表示にしたスマートフォンを組み合わせて完成するヘッドマウントディスプレイ。右目と左目の視界を隔てる仕切りが入っており、アプリ上で右目用と左目用の視差をつけた別々の画像を表示し3D立体視を実現します。価格帯も1,000円前後と入手しやすい点が魅力です。

右目用と左目用の視差をつけた別々の画像を左右に表示し、3D立体視を実現

eDrawingsとGoogle Cardboardを装着してみよう

スマートフォンのeDrawingsでVR表示を実行して、Google Cardboardにセットするだけです。面倒な設定や難しい操作はありません。

実際はこのように見えています

Google Cardboardを装着し、頭を動かすと、スマートフォンのセンサーが動きを感知し、視点を変えるようにモデルを表示変更します。

  • 右から覗き込む

  • 左から覗き込む

  • 下から覗き込む

  • 上から覗き込む

eDrawingsの基本的な機能(断面表示、分解表示、解析結果モデル表示、ビュー切り替えアニメーション)もVRモードでもビューイングできます。

  • 断面表示

  • 分解表示

  • 解析結果モデル表示

ビュー切り替えアニメーション

まとめ ~eDrawings VR機能をどう活用するか?~

eDrawingsとGoogle Cardboardを使用したVR可視化は、的確かつ迅速にデザインイメージを伝え、3次元CADデータや解析結果をさまざまな角度から詳細を確認でき、次のような場面で活用、活躍すると考えられます。

  • 顧客や取引先への効果的なプレゼンテーション。
  • eDrawings VRデータを見ながらデザインレビューや打ち合わせを行い、正確な情報を視覚的に伝達し共有。
  • 試作前に詳細を確認し、設計ミスを減少に。

さらに詳しく知りたい方へ無料資料請求

本トピックスでご紹介しきれなかった内容を資料にまとめています。もちろん無料! ぜひ情報収集や検討資料としてお役立てください。

eDrawings for Mobile+Google Cardboardを使用したVR機能(全10ページ)

主な内容

  • eDrawings VR機能 ~使用方法~
  • eDrawings VR機能 ~VRの活用効果~
  • eDrawings for iOS & Androidについて