FlowDesignerで江の島を解析する
夏だ 海だ 江の島の風環境をFlowDesignerで解析してみました!
急傾斜を含む地域では地形の影響を受け、風の流れは大きく変化します。流体解析ソフト単体では正確に地形をモデル化することが難しいため、地形の影響を考慮した風環境解析は非常にハードルが高いものでした。
しかし、CADソフトとFlowDesignerを連携させることで、比較的簡単に広域な地形の影響を考慮し、建物の自然通風解析を行うことができます。神奈川県江の島を例にした解析事例を紹介します。
記事一覧
FlowDesignerで江の島を解析第4回 ウィンドキャッチャーの最適配置
「FlowDesignerで江の島を解析」の最終回は江の島に建てたエコハウスの中に自然風を取り込みたい。窓の配置だけでは外部の風は取り込めないため、どこにウィンドキャッチャーを取り付けたらよいかについて考えます。
FlowDesignerで江の島を解析第3回 エコハウスの日射積算解析
第2回の通風解析同様、今回は江の島に架空のエコハウスを建てた場合の日射積算解析を行いました。11月から1月までの日射積算量について、地形を考慮した場合としない場合の比較を行います。
FlowDesignerで江の島を解析第2回 江の島のエコハウスの自然通風を解析しよう
地形モデルを用いることで、比較的簡単に広域な地形の影響を考慮しながら建物の自然通風解析を行うことができます。FlowDesigner ネスティング機能を用いて、江の島にエコハウスを建てた場合の建物内の風の様子を解析します。
FlowDesignerで江の島を解析第1回 ArchiCADとArchiSuiteで江の島をモデル化
第1回は解析に入る前段階で、江の島の地形や建物の3次元モデルの作成についてです。外部ツールで作成した3次元データをいかにFlowDesignerに読み込むかをご紹介します。