超快適! デュアルディスプレイの徹底活用で作業効率アップ

最近のディスプレイはこんなこともできるように

ノートPCに外付けディスプレイを接続したり、タワー型PCに複数のディスプレイを接続して使用したりする光景は珍しくありません。テレワークやオンライン授業の普及により、自宅やオフィスで複数画面を同時に使用するシーンが多くなったためです。

PCを買い替えることはあっても、ディスプレイの買い替えは少ないのではないでしょうか? ディスプレイの機能も日々進化しており、従来はできなかったようなことができるようになっています。最新のディスプレイの機能をご紹介します。

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ケーブル1本で映像出力と電源供給ができる

外付けディスプレイは、作業スペースの拡大やマルチタスクの効率化など、さまざまなメリットをもたらしますが、接続や電源供給などの問題も存在します。

従来の外付けディスプレイでは、映像出力用のケーブルと電源ケーブルが別々に必要でした。そのため、PC周りの配線が増加し、煩雑になりがちです。また、自宅やオフィスの作業デスクでは、コンセントが限られている場合が多く、複数の機器を接続するにはコンセントが不足する問題もあります。

ケーブル1本で映像出力と電源供給が可能なディスプレイが登場しています。HP Z27K G3 4K UHD Displayは、USB Type-Cケーブル1本で映像出力と電源供給が可能です。PC周りの配線を省略し、少ないコンセントでPCとディスプレイを接続できます。

USB Type-Cケーブル1本で映像出力と電源供給ができる

また、HP Z27K G3 4K UHD Displayは、USBハブとしても使用できます。Type-C、またはThunderboltのポートを搭載したPCとUSB Type-Cケーブルで接続することで、PCのUSBポートとして使用できます。スリム化が進んだノートPCやUSB端子の少ないPCでも、ディスプレイを通して複数のデバイスを接続できます。

映像出力に加えて、電源・USBハブ・LANポート機能がディスプレイに集約されているため、電源アダプターや拡張用ドッグは不要で、快適な作業環境へと拡張できます。

業務に適した設置方法

HP Z27K G3は、画面の高さ調整、画面の向きの上下調整(チルト)、画面の向きの左右調整(スイーベル)、 画面の回転による向き調整(ピボット)により、業務に適した設置を可能にします。

柔軟に調整可能

表示内容に応じて横・縦画面に

縦画面にしてWebブラウザー、メールソフトを表示すると、横画面よりも多くの情報を表示できます。また、資料やコードなど縦長コンテンツの表示にも適しています。画面の向きに合わせて、表示するアプリ・ファイルを調整することで、作業効率や快適性を向上させることができます。

省スペース

デスクスペースが狭くても、同梱のスタンドとスイングアームを取り付ければ、ディスプレイを並べて表示領域を拡張できます。

マルチディスプレイ

HP Z27K G3は、DisplayPort、HDMI、USB Type-Cの映像入力端子を備えています。DisplayPortは、デジタル映像の高速伝送を可能にする規格で、PCやゲーム機などの接続に広く使用されています。HDMIは、PCやテレビなどの接続に一般的に使用される規格です。USB Type-Cは、データ転送、映像出力、給電を同時に行える規格です。

これらの複数の映像入力端子を備えているため、1台のPCに対して2台以上のディスプレイを接続したマルチディスプレイ環境を構築できます。作業効率の向上やより広い作業領域の確保が可能です。

マルチディスプレイ環境でさらに表示領域を拡張可能

DisplayPortデイジーチェーン

DisplayPortデイジーチェーンとは、DisplayPortポートを介して複数のモニターを数珠つなぎ形式に連結して接続する機能です。従来、複数のモニターを接続する場合は、PCから各モニターに1本のケーブルを接続する必要があるため、ケーブルが煩雑になり、デスク周りがごちゃごちゃしてしまいます。

DisplayPortデイジーチェーンでは、PCから1本のDisplayPortケーブルを経由して、複数のモニターに映像信号を伝送できるため、ケーブルの配線がシンプルになり、デスク周りをすっきりと整理できます。

一つの出力ポートで複数を接続できるデイジーチェーン

PIP、PBP

PIP(Picture in Picture)とPBP(Picture by Picture)は、どちらもマルチタスクに便利な機能です。複数の入力ソースからの映像を同時に表示する機能ですが、表示方法が異なります。

PIPは、メインの映像の上に小さな映像を重ねて表示する機能です。メインの映像を邪魔せずに、別の映像を確認できます。

PBPは、画面を複数の領域に分割してそれぞれの領域に異なる入力ソースからの映像を表示する機能です。メインの映像と別の映像を同じサイズで表示することができます。

2台目のPC画面を表示するPIP、PBP

ディスプレイをアップデートして設計環境を効率化

3D CAD環境でデュアルディスプレイを使用するメリットは、次の二つが挙げられます。

複数の情報を同時に表示できる

3D CADの作業では、CAD画面のほかにも、図面や仕様書、マニュアルなどの関連文書、あるいはビューアーやレンダリングソフトなどのツールを同時に表示する必要が生じます。デュアルディスプレイを使用することで、これらの情報を別々の画面に表示して、同時に参照できます。これにより、画面を行き来する手間を省いて、作業効率を向上させることができます。

作業精度の向上

3D CADの図面は、非常に複雑で詳細な情報が含まれるものが多いため、画面全体に表示すると、細部まで確認するのが困難になる場合があります。デュアルディスプレイを使用することで、大型図面を画面全体に表示して細部まで確認でき、作業精度を向上させることができます。

動画で分かる デュアルディスプレイの活用

本動画は音声オンで再生されます。音量は、動画プレーヤー画面の下部にあるスピーカーアイコンで調整可能です。

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デュアルディスプレイ活用方法のご紹介

主な内容

  • パソコン作業、こんな困りごとはございませんか?
  • ディスプレイの接続、配置方法
  • デュアルディスプレイ環境でCAD利用