主な内容
- 建設DX 3.0の基盤技術:AI・BIM/CIMの最新動向
- 土木DX
- 即戦力型AI
AIが切り拓く建設業の新時代

2026年2月に開催した「実践ソリューションフェア2026」の建設業向けゾーンのトピックスをご紹介します。
2024年問題を経て、人手不足の解消と生産性向上が急務となる中、今年はAIとBIM、BIM/CIMを主軸としたソリューションが数多く展示されました。本レポートでは、当日の展示の中から特に注目を集めたトピックスを厳選してご紹介します。
実践ソリューションフェアは、大塚商会が毎年開催している国内最大級のIT総合展示会・セミナーイベントです。
最新のIT・DX・AIソリューションが一堂に集まり、企業の業務改革や効率化を支援するための情報を提供する場として知られています。
こちらのコーナーでは、BIMソフトである「Autodesk Revit」とAIの連携についてご紹介しました。
従来のRevitは、専門的なスキルを持つ技術者が自らコマンドを選択し操作する必要がありました。しかし、今回お披露目した最新の連携技術では、AIへのテキスト入力(プロンプト)でRevitをコントロールすることが可能です。
AIによる業務効率化への期待は非常に高く、AIコーナーは大盛況。建設業のさらなる発展を感じさせる展示内容となりました。
この動画は音声が含まれていません。
意匠設計者に好まれるBIMソフト「Archicad」には、生成AIによるパース作成機能「AI Visualizer」が搭載されています。シンプルなモデルを作成した後、「木材とガラスのモダンな建築」といったテキストを入力するだけで、AIが高品質なパースを瞬時に作成します。
これまで「どのようなパースにするか悩み、さらにソフトで作成する」といった工程が必要でしたが、AIの活用により短時間で複数のデザインを生成可能に。Archicadの進化に、参加されたお客様も大きな関心を寄せ、デモンストレーションを楽しんでいました。
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FAROシリーズの3Dスキャナーの実機とともに、点群データから効率的に3Dモデルを作成し、AIによる物体認識機能も搭載された「ClassNK-PEERLESS」や、写実的な3Dモデルを表示する最新技術「3D Gaussian Splatting」を採用した「TREND-POINT」などをご紹介しました。
これらの最新技術の活用は、現場把握の工数削減だけでなく、BIM・BIM/CIM連携による高精度な3Dモデル化を促進し、付加価値の高い設計業務につながることが期待されます。
本動画は音声オンで再生されます。音量は、動画プレーヤー画面の下部にあるスピーカーアイコンで調整可能です。
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2026年春からは、BIMで作成した図面データによる確認申請「BIM図面審査」が開始されます。このトレンドに対し、国産BIMソフト「GLOOBE」が対応しています。
BIM確認申請では、日本の建築基準法に則した情報管理と、スムーズな申請用図面作成が不可欠です。GLOOBE Architectは、国産BIMならではの高い対応力で、建築確認申請業務をトータルに支援します。
今回のフェアを通じて感じられたのは、AIが単なる「便利な道具」から「よきパートナー」へと進化しているということです。特に2026年春にはBIM確認申請の開始も控え、デジタル化は「あれば良いもの」から「なくてはならないもの」へと完全にシフトしたと実感しました。
各コーナーは終日大盛況で、建設業界におけるAI活用への期待の高さがうかがえました。急速に進化するAIソリューション。その波が建設業界の新たなスタンダードとなり、さらなる高みへと引き上げていく——そのような期待を抱かせる展示ブースとなりました。
建設DXソリューションガイド2026
イベント内容を網羅した「建設DXソリューションガイド2026」をご用意しました。建設業界の最新技術やソリューションを詳しく解説しており、イベントで紹介された情報を後からじっくりとご覧いただけます。
BIMやクラウド技術の最新動向、DXの導入に欠かせない運用サポートの情報などが豊富に掲載されています。ぜひお手元に取って皆さまのDXにお役立てください。

建設DXソリューションガイド2026
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