3Dデータの機構を用いてデバッグが可能なシミュレーター、設計変更の引継ぎも可能に

ラティス・テクノロジーは2017年1月17日、機械設計者向け「XVL Kinematics Suite」と制御ソフトウェア設計者向け「XVL Vmech Simulator」の新製品を発売する。価格はXVL Kinematics Suiteが220万円(税別、ノードロックライセンス)、XVL Vmech Simulatorが200万円(税別、ノードロックライセンス)。

  • * 本記事は、製造業技術者向けポータルサイト「MONOist」から転載しています。

3Dデータによる機構の動きとプログラムを直接つなげる

同製品は3Dデータ軽量化フォーマットのXVLを利用したシミュレーターで、3Dデータによる機構の動きと、PLCなど制御ソフトウェア側のプログラムとを直接つなげて検証が行えるもの。

新製品では設計変更機能を強化。設備に設計変更が起こっても、あらかじめ設定しておいた機構の情報を以降のモデルに引き継ぐことが可能だ。カムの設定において面が適用可能となり、総当たりの干渉チェックといった新機能追加も行った。

  • 設計変更の反映について(出典:ラティス・テクノロジー)

  • 機構パネル(カム)の概要(出典:ラティス・テクノロジー)

最新の3D CADでは機構解析にも対応しているが、複雑な機構となるほどフリーズする、あるいはデータが展開できないといった問題が起こり得た。XVLを利用することで大規模なデータの機構の動きが再現可能となった。

同社によれば、旧バージョンにおいてはユーザー企業が「35人日(1セルごと)」の工数削減に成功したという。仮想メカを用いたソフトウェアのデバッグが可能になったことで、装置完成以前に制御ソフトウェアの品質を高められたとしている。

  • * 本記事は、製造業技術者向けポータルサイト「MONOist」から転載しています。

ラティス・テクノロジー株式会社

ラティス・テクノロジー株式会社は、ネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶應義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャー企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術XVLをベースとした3Dデータ活用ソリューションをご提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広くご提供しています。

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設立 1997年10月

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