本セミナーでは、製造業におけるDXの取り組み事例をご紹介し、参加者間の交流を促進するとともに、最新のXVLソリューションを展示します。
2025年5月16日(金)
JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)
XVL VRがHTCのワイヤレスRRソリューションをサポート。安全、簡単、快適にVR検証が可能に
超軽量3Dフォーマット技術「XVL」の関連ソフトウェアの開発・販売を業務とするラティス・テクノロジー株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:鳥谷 浩志、以下「ラティス」)は、モバイル端末の販売を行うHTC NIPPON株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:児島 全克、以下「HTC」)と2021年4月から製造領域での協業を開始します。
第一弾として、4月12日(月)にラティスからリリースされたXVL Studio VRオプション(以下「XVL VR」)の新バージョンで、HTCのVIVE 商用向けリモートレンダリングソリューション(以下「RR」)をサポートする機能を、β版として提供を開始しました。
XVL VRでは、超軽量3Dフォーマット技術のXVLを用いることで、VR用にデータ準備することなく、大容量3Dによるデジタル検証が可能です。実機がない段階でも、3Dを用いて組立性検討を行い、フロントローディングを実現できるため、製造業での採用が拡大しています。その一方、従来のVRの検証では、ケーブルにつまずく危険があるため安全のためにケーブルを持ち歩く要員の確保が必要など、製造業でのカジュアルなVR導入を妨げてきました。
今回、XVL VRの新バージョンでサポートするRRでは、VRヘッドセットをWi-Fiで接続するためケーブルが存在しません。そのことから、ケーブルの長さに縛られることもなくなり、従来と比較して、安全、簡単、快適にVRを利用したデジタル検証を行うことができるようになります。
XVL VRとRRの利用イメージ
ラティスとの協業に関して、HTCの児島氏は次のように述べています。
「新型コロナ禍において、製造業の製造領域においてもリモートワーク対応で、3Dデジタル検証が進みました。しかしながら、作業時の姿勢や、工具が入るかといった作業性は、画面での確認が難しいため、VRを用いての検証が広がっております。製造業での3Dデジタル検証領域で事実上のデファクトスタンダードとなっているXVLを用いた、XVL VRにおいてワイヤレスのRRがサポートされることで、より多くの製造業お客様に、より安全、簡単、快適なVR検証が広がることを期待しております。」
なお、今回のXVL VRの新バージョンは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業(「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」の一環となる「サプライチェーンの迅速かつ柔軟な組み換えに資するデジタル技術の開発支援」)において得られた成果を一部活用しております。
HTC VIVEは、企業や消費者に真のVR体験を生み出す最高の VRプラットフォームとエコシステムです。VIVEエコシステムは、プレミアムVRハードウェア、ソフトウェア、コンテンツを中心に構築されています。VIVEビジネスには、クラス最高のXR ハードウェア、VIVEPORTプラットフォーム、アプリストアを含みます。ビジネス顧客向けのVIVEエンタープライズソリューション、VIVE X:$100Mのビジネスアクセラレーター、VIVE STUDIOS、エンターテイメント、ゲーム、エンタープライズコンテンツスタジオ、そして文化的なイニシアチブであるVIVE ARTSなどがあります。
ラティス・テクノロジーでは、デジタルトランスフォーメーションの重要性が叫ばれる中、DX時代を先取した「CAD+1」「Casual 3D」「3Dデジタルツイン」の三つのコンセプトに基づき、軽量3Dフォーマット技術「XVL」をベースとしたさまざまなソリューションを開発・ご提供しています。
本社 | 〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル10階 |
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サイト | ラティス・テクノロジー株式会社 |
代表取締役社長 | 鳥谷 浩志 |
資本金 | 7億円 |
設立 | 1997年10月 |
【5月16日開催】 製造業DX×3Dセミナー2025
本セミナーでは、製造業におけるDXの取り組み事例をご紹介し、参加者間の交流を促進するとともに、最新のXVLソリューションを展示します。
2025年5月16日(金)
JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)