本セミナーでは、製造業におけるDXの取り組み事例をご紹介し、参加者間の交流を促進するとともに、最新のXVLソリューションを展示します。
2025年5月16日(金)
JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)
ラティス・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鳥谷 浩志、以下:ラティス)製造業における試作工程で発見した現物の問題点を設計部門とリアルタイムに共有し、早期対策することで不良コスト削減を実現する生技DXソリューション「問題点管理オプション」(以下、新ソリューション)を2025年3月31日にリリースしました。新ソリューションは5月16日(金)に開催するラティス主催イベント『製造業DX×3Dセミナー2025』で展示します。
近年のテクノロジーの進展や顧客ニーズの多様化により、企業には技術対応力の強化に加え、開発期間の短縮や納期遵守が求められます。設計部門は試作工程での問題を早期に抽出し、対策を通じて設計品質の向上を図ります。製造部門でも、納期内に高品質かつ安全な生産体制の構築が欠かせません。これらの取り組みが不十分だと、量産フェーズで歩留まりが低下し、不良や手直しによるロスのリスクが高まります。
新ソリューションは最新の3D設計データに対応した軽量3DフォーマットXVLを起点に問題点の登録と、問題箇所の3Dが紐づいたチェックリストの作成を可能にします。試作工程で見つけた問題点を、XVL Web3D Manager(以下、XVL Web3D)を利用しタブレットやパソコンのブラウザから問題情報を入力するとともに、該当箇所を3Dモデル上に赤ペンでマークアップ、発見した問題情報に紐づく図面情報としてXVLのリンクがオープンソースの課題管理システム「Redmine」などに登録されます。「何が問題なのか」「どこが問題なのか」という現場の生の情報を、発生フェーズ(1次・2次試作、量産など)、分類(組付・寸法・性能など)、緊急度とともに、リアルタイムに3Dで分かり易く設計部門にフィードバックすることで、部門間のコラボレーションと迅速かつ効果的な問題解決を支援します。
問題点をXVLで記録
1.部品情報特定の時間短縮
2D図面では問題が発生した対象部品情報を別途、部品管理システムなどで調べる必要がありました。新ソリューションや、XVL Web3Dから利用できるXVL ARを活用することで、3Dモデルの対象部品を選択するだけで、プロパティ情報から品番などを迅速に取得でき、部品情報の特定に要していた時間短縮が可能です。
2.紙情報からデジタル化へ
発見した問題情報を3Dの問題個所と紐づけて登録できるので従来の2D図面運用での視認性・直感性の課題や紙運用による情報共有の難しさ、保管問題などを3Dならではの情報共有で解消します。
3.問題点と関連情報の連携強化
発見した問題箇所をタブレット上に3Dモデルで表示、実物を撮影した証拠写真とドキュメント、その他コメントともにRedmineなどに送信・登録することで、的確に情報を伝えることができます。Redmineを使って、問題点個所を確認するときは、図面情報として登録されたリンクから簡単にXVLの3Dで該当部位を参照できます。
情報管理ツール「Redmine」での情報共有画面イメージ
ラティスは、新ソリューションによって、ものづくり情報の登録・収集・分析・活用を支援するソリューションを提供することで、3Dデータをトリガーとする部門間コラボレーションを促進し、新たな価値創造を提供します。また、3D情報の全社活用を推進するXVLパイプラインを通じて、設計部門と生技・製造・サービス部門を垂直統合し、日々変化する設計情報を最新の3Dデータとして活用することで、確実な情報伝達を支援し、業務効率の向上を実現します。
ラティス・テクノロジーでは、デジタルトランスフォーメーションの重要性が叫ばれる中、DX時代を先取した「CAD+1」「Casual 3D」「3Dデジタルツイン」の三つのコンセプトに基づき、軽量3Dフォーマット技術「XVL」をベースとしたさまざまなソリューションを開発・ご提供しています。
本社 | 〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル10階 |
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サイト | ラティス・テクノロジー株式会社 |
代表取締役社長 | 鳥谷 浩志 |
資本金 | 7億円 |
設立 | 1997年10月 |
【5月16日開催】 製造業DX×3Dセミナー2025
本セミナーでは、製造業におけるDXの取り組み事例をご紹介し、参加者間の交流を促進するとともに、最新のXVLソリューションを展示します。
2025年5月16日(金)
JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)