ラティスのXVLが『NavVis IVION』からの出力に対応 ~3Dデジタルツインをもっと身近に

ラティス・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鳥谷 浩志、以下:ラティス)は、3Dデジタルツイン活用をさらに促進するために、NavVis(本社:ドイツ、CEO:Felix Reinshagen)が開発し、株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長:湯口 達夫、以下:構造計画研究所)が日本国内に提供する、デジタルツインプラットフォーム『NavVis IVION』と軽量3Dデータ技術『XVL』の連携開始を発表します。

ラティスは、独自の軽量3Dデータ技術XVLを利用して、製造業や建築分野において3Dデジタルツインを活用した業務効率化を推進しています。NavVis IVIONは、3Dデータ計測デバイス「NavVis VLX」で撮影した高精度な点群データとパノラマ写真をクラウドベースで管理し3Dスキャンした施設や工場のデジタルツインを誰もが直感的に活用できるプラットフォームです。今回の連携では、NavVis IVIONから点群をXVLファイル形式で出力できるようになりました。出力したXVLファイルはラティスの点群活用ソリューションなどで利用できます。XVLとNavVis IVIONが連携することで、現物を撮影した点群データとXVLによる3D CADデータを組み合わせた高度な3Dデジタルツイン環境を容易に構築でき、XVLソリューションによる工程検討・ライン構築の更なる最適化を実現します。

『NavVis IVION』と軽量3Dデータ技術『XVL』の連携開始

連携のポイント

1.NavVis IVIONからXVLファイルを直接出力

変換ソフト不要でNavVis IVIONの点群データをXVL形式に変換。出力したXVLファイルはラティスの生産設備検証ソリューションで工程検討やライン構築といった、検討業務でそのまま活用できることで、製造や建設の業務プロセスにスムーズに組み込むことが可能です。

2.高度な3Dデジタルツイン環境を容易に構築

高精度な点群データとXVL形式の3D CADデータを統合することで、高度な3Dデジタルツイン環境を迅速かつ容易に構築できます。これにより、設備や生産ラインの設計において、より現実に近い高精度なシミュレーションや工程検討が可能となり、設計・検証プロセスの精度と効率の向上を実現します。

3.クラウドを活用した柔軟なデータ共有と管理の強化

クラウド環境を活用することで、リモート下でも関係各所が高精度な点群データに迅速かつ安全にアクセスできます。これにより、工程検討やライン構築における情報共有と意思決定のスピードを高めます。さらに、XVL形式の3Dモデルをファイルサーバに配置し点群データと紐づけておくことで、対象箇所を軽量かつ直感的に参照でき、検討業務の精度と効率を一段と向上させます。

ラティスは、新ソリューションによって、ものづくり情報の登録・収集・分析・活用を支援するソリューションを提供することで、3Dデータをトリガーとする部門間コラボレーションを促進し、新たな価値創造を提供します。また、3D情報の全社活用を推進するXVLパイプラインを通じて、設計部門と生技・製造・サービス部門を垂直統合し、日々変化する設計情報を最新の3Dデータとして活用することで、確実な情報伝達を支援し、業務効率の向上を実現します。

詳細・ご質問、購入に関するお問い合わせ

ラティス・テクノロジー株式会社

ラティス・テクノロジーでは、デジタルトランスフォーメーションの重要性が叫ばれる中、DX時代を先取した「CAD+1」「Casual 3D」「3Dデジタルツイン」の三つのコンセプトに基づき、軽量3Dフォーマット技術「XVL」をベースとしたさまざまなソリューションを開発・ご提供しています。

本社 〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル10階
サイト ラティス・テクノロジー株式会社
代表取締役社長 鳥谷 浩志
資本金 7億円
設立 1997年10月

【5月16日開催】 製造業DX×3Dセミナー2025

本セミナーでは、製造業におけるDXの取り組み事例をご紹介し、参加者間の交流を促進するとともに、最新のXVLソリューションを展示します。

2025年5月16日(金)
JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)

セミナー詳細を見る

  • * XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
    その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。