【動画】土木編Dynamoスタートアップサービス for Civil 3D 演習
土木編:Dynamo スタートアップサービス for Civil 3Dの演習プログラムの実行結果を、動画でご紹介します。
演習1:3Dソリッドの体積をExcelに書き出し
画層を分けて作成された橋梁モデル、掘削土工の3Dソリッドを取得し、画層ごとに体積を合計してExcelに書き出すプログラムを作成します。
標準機能では、AutoCADのマスプロパティコマンドで3Dソリッドの体積を確認してExcelに手作業で転記するため、作業が煩雑で手間がかかります。このプログラムでは、3Dソリッドが作成されている画層名をExcelから自動取得して、体積の合計値をExcelに書き出す一連の作業を自動化します。
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演習2:3次元道路モデルに寸法注記ブロックを一括配置
道路モデルに測点や寸法注記を3次元投影図に作成・配置する作業を効率化するためのプログラムを作成します。
道路の延長が長いほど多くの測点に対して寸法注記を配置する必要があり、作業時間の増加やヒューマンエラーが発生していました。このプログラムでは、道路モデルの測点ごとに作業平面を自動で設定してルールにもとづいて寸法注記を一括配置するため、作業時間やミスの削減につながります。
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演習3:写真のExif情報から撮影位置マーカーを一括配置
写真のExif情報を読み込んで、地図上に撮影位置マーカーを一括配置するプログラムを作成します。
写真の撮影位置を地図上にプロットするには、緯度経度を平面直角座標などに変換する必要があり、難易度の高い作業です。このプログラムでは、カメラのGPSの位置情報「緯度・経度」をXY座標で取得し、地図上の撮影位置にCOGOポイントと写真ファイル名の注釈ラベルを一括配置することで、作業の効率化を実現しています。
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関連情報
Dynamo スタートアップサービス(建築編・土木編)
Dynamoとは、RevitやCivil 3Dに標準搭載されているビジュアルプログラミングツールです。事前に用意されたノード(関数)を接続するだけでプログラムを作成でき、業務の自動化・効率化が図れます。ノードの組み合わせ次第で活用方法は無限大なため、自社の業務に合ったプログラムを自由に構築することができます。Dynamoスタートアップサービスでは、既定のサンプルプログラムを利用したハンズオン講習でDynamoを体験いただくことで、自動化が可能な業務を顕在化するヒントを得られます。
Dynamo 実践支援サービス
Dynamoは非常に便利なツールですが、自由度が高い分自社の業務や環境・運用方法にぴったり合ったプログラムを一から作成するのは時間がかかります。また、自動化・効率化の要望はあっても、それが技術的に可能なのか判断するのにもある程度知識や経験が必要です。Dynamo実践支援サービスでは、お客様の業務に合わせた実用的なDynamoサンプルを作成します。Dynamoで自動化が可能な業務を顕在化し、業務の効率化を図れます。