主な内容
- 3DEXPERIENCE Platform の特徴
- 連携・コラボレーション機能レビュー
- データアクセスを補助
データ管理やコラボレーションを行うためのロール
3DEXPERIENCE Works (R)の「ガバナンス」ドメインに属する「Collaborative Industry Innovator」は、3DEXPERIENCE Worksの各ロールを使用するうえで必要となる前提ロールの一つです。Collaborative Industry Innovatorとは何かをご説明します。
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Collaborative Industry Innovatorとは、サブドメイン「コラボレーション」に属しており、プラットフォーム上でのデータ管理や連携を実現する、3DEXPERIENCE Platformの標準的な機能を提供します。
3DEXPERIENCE Platformへアクセスするユーザー全てがこのロールを所有することで、プラットフォームを介した効果的なデータ共有やコラボレーションが可能になります。
Collaborative Industry Innovatorには、チーム・メンバー間での連携、レビュー、共有など3DEXPERIENCE Platformを利用するうえで基本となるアプリが含まれています。
3DSpaceはプラットフォーム上での保存領域となるコラボレーションスペースの作成、管理を行うアプリです。自社テナント内の専用の保存領域となり、アクセスできるメンバーを指定することでセキュアな環境でデータを保存し、共有できます。
コンテンツのライフサイクル管理をはじめ、データ管理における基本機能を提供するアプリになります。コラボレーションスペースに保存されたデータに対してリビジョンや完成度ステートを付与できるほか、排他制御を行えます。
3次元モデルの製品構造を表示しながら、モデルビューイングするためのアプリです。Collaborative Bussiness Innovatorに含まれるビューアーアプリ「3D Play」よりも高度な測定機能が利用できることに加え、フィルター機能で構成要素を選択したり、製品一覧をCSVで出力し、BOMとして利用したりすることができます。
クラウド上に保存されている部品、アセンブリ、図面、ドキュメントなどのコンテンツに対して矢印や記号、注釈などのマークアップを追加し、レビュー用のデータとして利用できます。マークアップを追加した表示状態をスライドとして保存しておくと、いつでも呼び出せます。
個人やチームで行う業務を「タスク」として生成し、作業内容や関連ドキュメント、進捗などの情報を集約してメンバーと共有できます。
リーダーがタスクを作成し、メンバーを担当者に割り当てることで、プラットフォーム上での業務の指示、必要な情報の共有といったコラボレーションができます。
ご紹介した以外にも、対策が必要な要素を「問題」として集約してメンバー間で共有・検討する「Issue Management」や、設計変更を指示して承認までのプロセスを管理する「Change Action」といったアプリにより、より効率的なコラボレーションを実現できます。
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Collaborative Industry Innovator
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