30年以上にわたり、全世界のAutodeskユーザーに独自のシートメタル設計のツールを提供してきたSPI社(ドイツ)がAutodesk Inventor 2016版SPI-3Dシートメタルをリリースしました。加工に必要な情報を属性として与えられる、コーナーの分割/継ぎ目、逃げ形状、曲げ半径、その他の詳細部の設計が属性で指定できる点を特長としています。
ついにリリース!Autodesk Inventor 2016版SPI-3Dシートメタル

コーナーブレンド機能
コーナーが3面フィレットになっている枡形状の場合、Autodesk Inventor標準機能では展開できませんが、SPIでは簡単に展開できます。展開するには、コーナーの継ぎ目を属性で指定、あるいは実際にカットする方法があり、SPIはいずれも展開できます。

枡形状

コーナーをカット

コーナーにカット属性

展開結果とコーナーの形状
スケッチ属性機能
スケッチした形状や文字がそのまま展開図に反映されます。スケッチ形状をエンボスや押し出しでカットする必要はありません。

形状面にスケッチ

スケッチを展開図に反映
曲げRの有無に関らず展開可能
実際の曲げには必ず内Rと外Rが付きますが、R(半径)属性を与えることにより、図のような形状でも展開できます。

曲げRが混在する形状

展開も可能
ダクト形状が標準で使用可能
各種ダクト形状を標準でご使用になれます。該当する寸法を入力するだけで、簡単に製品形状と展開図が得られます。標準以外の形状も登録できるため、ユーザー独自のダクトのデータベースを構築できます。

寸法の入力画面

展開結果

ダクト形状の一部