Rebroはレンタルと購入、どちらがよいか?

BIMは「いつからやるか」ではなく「どう始めるのか」の時代に!

Rebroは、現在、設備業界において最も普及しているBIMソフトウェアの一つとして位置づけられています。かつては特殊なプロジェクトに限定して利用されていましたが、近年では大手ゼネコンやサブコン、設備専門工事会社など、幅広い企業において標準的なツールとして採用されるようになりました。

この広い普及には、単に作業効率化や施工品質の向上といった直接的な効果だけでなく、レンタルライセンスによる導入のしやすさも大きく貢献しています。

Rebroレンタルライセンスとは?

Rebroレンタルライセンスは、統合版Rebroソフトウェアを1カ月単位で利用可能なプランです。本ライセンスのメリット、注意点、および購入ライセンスとの比較についてご説明します。

レンタルライセンスのメリット

1. コスト効率

「初期投資を抑え必要な期間のみ利用したい」という場合、レンタルライセンスなら最小限のコストでご利用いただけます。特に短期的なプロジェクトや一時的なBIM導入を検討されているお客様にとって、経済的な負担を軽減できる点が魅力です。

2. 最新バージョンの利用

レンタルライセンスの費用には、最新バージョンの提供(バージョンアップ)が含まれています。常に最新のバージョンを使用でき、セキュリティ面の強化といったメリットを追加費用なしで享受できます。

3. 導入の迅速さ

ご契約後、ユーザー専用Webサイト(NYKシステムズ社運営サイト)からダウンロード・インストールするだけで、すぐにご利用いただけます。煩雑な導入作業を省略し、迅速に業務を開始できます。

支払い方法や利用期間にもメリットが

Rebroレンタルライセンスは、1カ月単位で利用できる月額プランですが、大塚商会よりお申し込みいただいたお客様は、月々のお支払いだけでなく、まとめて年額一括払いも可能です。

  • レンタルライセンスは途中解約できますか?

    1カ月以上のご契約期間があり、月払い契約中のレンタルライセンスに限り途中解約が可能です。

  • 利用中のレンタルライセンスにアドインオプションを追加できますか?

    追加できます。その場合は、レンタルライセンスとアドインオプションの利用期間を合わせる必要があります。

  • レンタルライセンス&アドインオプションからアドインオプションだけ解約できますか?

    できません。

レンタルライセンスの注意点

Rebroレンタルライセンスはメリットだけでなく、注意すべき点もあります。

1. 長期コストの増加

レンタルライセンスは、初期費用を抑えられる一方で、長期的な利用においては購入ライセンスよりも総費用が高額になる可能性があります。特に大規模プロジェクトや継続的な利用が見込まれる場合は、ライフサイクル全体のコストを考慮したうえで、適したライセンス形態を選択することが重要です。

2. 契約の管理

レンタルライセンスは、契約更新手続きが必要となるため、管理業務が増加します。特に複数のライセンスを管理する場合、更新忘れによる業務中断のリスクも伴います。

  • * 大塚商会よりご契約いただいたユーザー様には、契約終了日の約30日前に更新のご案内メールをお送りしています。契約内容をご確認いただき、更新の依頼を承っています。

3. 利用停止リスク

契約が終了すると、即座にソフトウェアの利用が停止されるため、プロジェクトの進行に影響を及ぼす可能性もあります。契約更新のタイミングを見誤ると支障をきたすリスクがあるため、慎重な管理が求められます。

4. 機能制限の可能性

レンタルライセンスでは、購入ライセンスに比べて一部の機能が制限されています。それらの機能は、アドインオプションを追加契約することで利用できるようになります。

レンタルと購入、どっちがいい?

Rebroの導入には、レンタルと購入の二つの選択肢があります。

レンタル月額定額制で、初期費用を抑えて柔軟に利用できる。ただし、長期的な利用では、購入プランに比べて総費用が高くなる可能性がある
購入初期費用がかかるが、長期的に利用する場合には、月々の費用を抑えられる場合がある。ただし、最新バージョンへのアップデートには、別途保守サービスの契約が必要となる

価格

どちらのプランがお客様にとって最適かは、利用頻度、プロジェクト規模、予算など、さまざまな要因によって異なります。大塚商会では、お客様のご状況に合わせて、最適な導入プランをご提案するために無料シミュレーションを実施しています。BIM導入を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

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