主な内容
- 管内の流れの損失
- 壁面の表面粗さ
- 解析による検証
SOLIDWORKS Flow Simulationに搭載されているラフネス(表面粗さ)機能とは?
SOLIDWORKS Flow Simulationに搭載されているウィザード機能を使用すると、手順に従って簡単に熱流体解析を行えます。また、簡単な操作で流れパラメーターや壁面条件など詳細な条件を設定できます。
今回はラフネス(表面粗さ)機能と設定条件による解析結果の比較をご紹介します。
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流体が配管などを通過する際に以下の理由によりエネルギーを損失します。
この損失を圧力の単位で表したものを「圧力損失」といいます。SOLIDWORKS Flow Simulationでは、圧力損失を算出できます。
SOLIDWORKS Flow Simulationでは、壁面での摩擦損失に関連し、表面粗さを指定できます。管内の壁面の表面粗さを設定するためにラフネスを使用します。数値的に設定するラフネス値は、Rzパラメーター(十点平均粗さ)で定義します。
以下の解析モデルにラフネス(表面粗さ)を設定し、解析結果の比較を行いました。
パイプ長 | 1,000mm |
---|---|
温度 | 20℃ |
流入速度 | 10m / s |
出口圧力 | 0 PaG |
使用流体 | 空気、水 |
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【CAE】SOLIDWORKS Flow Simulation機能集「表面粗さ」 概要紹介
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