主な内容
- 熱バランス
- ファンの動作点
- 接触熱抵抗
- ふく射定義の拡張
SOLIDWORKS Flow Simulationによる熱の検証
SOLIDWORKS Flow Simulationに搭載されているウィザード機能を使用すると、手順に従って簡単に熱流体解析を行えます。流れや熱のパラメーターなどの詳細な条件も設定できると同時に、熱伝導・対流・ふく射といった三つの形態の熱影響を考慮した解析が可能です。
今回はSOLIDWORKS Flow Simulation 2019で新たに追加された機能のうち、熱やふく射に関する新機能をご紹介します。
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部品や流体に着目し、熱の移動量を数値もしくはグラフでご確認いただけるようになりました。放熱経路を伝導・対流・ふく射に分けて、数値・チャート・円グラフで分析できます。放熱経路の可視化により、温度変化だけでなく熱対策の有効性を検討することができます。
ファンを搭載した製品の検証では、ファンカーブ(P-Qカーブ)を用いた流れの検証ができます。ファンカーブを定義することによってファンの吸い込み口と吐き出し口にかかる圧力差から風量が決定されますが、計算後にファンの動作点(圧力・風量)が確認できるようになりました。
SOLIDWORKS Flow Simulationでは日射によるふく射を考慮した解析ができます。日射ふく射の定義には次のいずれかの条件定義ができ、それぞれの条件によるふく射の影響を検証可能です。
さらに日射と物理時間を考慮した解析の場合、結果表示で日射方向の可視化ができるようになりました。
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【CAE】SOLIDWORKS Flow Simulation 2019熱・ふく射に関する新機能
主な内容