主な内容
- 断面プロット
- サーフェスパラメーター
- 流跡線
- カスタムパラメーター
SOLIDWORKS Flow Simulation 2019は操作性がアップ
SOLIDWORKS Flow SimulationはSOLIDWORKSアドインツールとして、設計者の方でも違和感なくCAEをご利用いただけるような操作性を実装しています。
今回はSOLIDWORKS Flow Simulation 2019で改良された操作性・機能をご紹介します。
この記事を詳しく解説した資料があります
SOLIDWORKS Flow Simulationには任意の断面にパラメーター分布を表示する断面プロット機能があります。断面プロットでは設定した断面で速度や圧力、温度状態などを視覚的にご確認いただけます。
解析結果を視覚化するだけでなく、設定された表面上のパラメーターの数値データ(最小値、最大値、平均値と積分値)を表示するサーフェスパラメーター機能があります。
従来はCADモデルのサーフェスしか選択できませんでしたが、改良されたサーフェスパラメーターでは、任意に設定した断面プロット出力位置で、数値データを取得できるようになりました。
SOLIDWORKS Flow Simulationには流れの軌跡を表示する流跡線機能があります。流跡線では指定したポイントを通過する流体の軌跡を表示し、流れの様子を可視化することができます。
従来は開始ポイントの指定に、以下の三つの選択が可能でした。
パターン | スケッチ・カーブ、CADモデルのエッジ・サーフェスから選択 |
---|---|
スクリーン | 選択した平面、平たんな面内からポイント指定 |
座標 | X、Y、Z座標でポイント指定 |
改良された流跡線では、開始ポイントに形状パターンを指定できるようになりました。CADモデルで開始ポイントの領域を作成しなくても、簡単に直線あるいは矩形を作成できます。
またプレビュー機能が追加され、描画結果を参照しながら定義編集できるようになりました。
SOLIDWORKS Flow Simulationにはデフォルトのパラメーターを数値計算に使用して、新たにパラメーターを定義可能なカスタム表示パラメーター機能があります。結果表示パラメーターをカスタマイズすることにより、断面プロット、サーフェスプロットなどの表示に使用し、幅広い指標で評価できます。
さらに、パラメーター定義にIF文などの論理式が利用できるようになりました。目的のパラメーターが指定の値より大きい領域だけを表示するなどの定義ができます。
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【CAE】SOLIDWORKS Flow Simulation 2019 操作性向上に関する機能改良
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