主な内容
- 回転と自由表面の同時設定
- 熱バランスプロットの表示切り替え
- トリムプロットの最大値・最小値表示
SOLIDWORKS Flow Simulation 2021はより詳細な条件設定が可能に
SOLIDWORKS Flow Simulation 2021は、より高度な自由表面の現象を解けるようになりました。そのほか、2021で新しく追加された機能や操作性が向上した機能など、前バージョンとの比較を含めてご紹介します。
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従来は回転(スライディングメッシュ)と自由表面を同時に扱うことはできませんでした。新しいバージョンでは、液体と気体の界面のある自由表面の問題で回転体を利用できるようになり、回転翼による液体の混合・撹拌の検証などが行えるようになりました。
回転 | ファンや撹拌翼などモデルが回転することで生じる流れを計算 |
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自由表面 | 液相と気相の間の界面である自由表面の動きを計算 |
SOLIDWORKS Flow Simulationには、熱流体解析で熱伝導、対流、ふく射による熱の移動を体系的に表示させる熱バランスプロット機能があります。熱バランスプロットを利用することで、熱移動経路を可視化することができます。
新バージョンでは、表示ノードを部品単位だけでなく、固体・流体といったグループで確認できるようになりました。熱量をグループでまとめられるため、伝達による熱移動や対流による熱移動など、どの経路が放熱に効果的なのか瞬時に可視化することができます。
SOLIDWORKS Flow Simulationは結果プロットの最小値と最大値を自動で取得できます。新しいバージョンでは、結果プロットをトリミングした場合、表示範囲内での最小値と最大値を表示できるようになりました。
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【CAE】 SOLIDWORKS Flow Simulation 2021 新機能
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