主な内容
- ファンカーブを使った流れの定義
- ファンタイプ
- ファンのディレーティング
- 解析事例
ファンカーブを使った流れの定義
SOLIDWORKS Flow Simulationでは電子機器の冷却などに用いられるファンをモデル化せずに、流量と圧力差によるファンカーブに置き換えて設定できます。この機能を使うことで、ファン形状を作成する必要がなくなり、流れの問題をシンプルにし、解析負荷を下げることができます。
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電子機器の冷却を考える場合、ファンの詳細形状をモデル化せずにファン位置を示す簡易モデルとファンカーブに置き換えられます。ファン形状の作成や解析時間を短縮することができ、ファンを含むモデルの比較検討が容易に行えます。
ファンカーブ(P-Qカーブ)は「風量-静圧特性」とも呼ばれ、ファンの特性を表すものです。ファンの種類やモデルごとに曲線が異なりますが、ファンメーカーのホームページやカタログなどを参考にして定義が可能です。
ファンはノイズ対策や製品寿命を延ばす目的で最大定格値に対し余裕をもって動作させることが多いです。SOLIDWORKS Flow Simulationでは登録されたファンカーブにディレーティング率を設定し、定格値より低い出力で動作するケースを検証できます。
SOLIDWORKS Flow Simulationでは自然対流やふく射による放熱を検証できます。ファンのない電子機器の空気流れを可視化し熱溜まりを解消できます。
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【CAE】SOLIDWORKS Flow Simulation機能「ファン」
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