主な内容
- 熱バランスプロットの非定常結果サポート
- 方程式ゴールの再計算不要
- 比較機能の強化(最大、最小、差)
新しいプロットと複数プロジェクト間の結果分析に関する機能が拡張
SOLIDWORKS Flow Simulationでは、バージョンアップごとに新しい機能の追加と操作性の向上が行われます。今回はSOLIDWORKS Flow Simulation 2022に新しく追加された機能をご紹介します。
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従来のSOLIDWORKS Flow Simulationでも、時間依存の結果について素早くアニメーション化できる「時間依存エクスプローラー」を使用できました。
新バージョンでは時間依存エクスプローラー利用時に、さらに熱流体解析で熱伝導、対流、ふく射による熱の移動量を可視化する「熱バランスプロット」も参照できるようになりました。時刻歴での伝熱量変化を簡単に確認できます。
従来のSOLIDWORKS Flow Simulationは、ゴール(計算終了の基準の一つとなる各種物理パラメーター)を用いて四則演算や関数を使用した「方程式ゴール」を設定できました。
例1:温度差[℃]=Th[℃]-Tc[℃]
例2:差圧[MPa]=流入口圧力[MPa]-流出口圧力[MPa]
新バージョンでは、計算終了後に作成した方程式ゴールが再計算なく値を参照できるようになりました。計算実行前に設定漏れがあっても、計算をやり直す必要がなくなりました。
SOLIDWORKS Flow Simulationは結果比較ツールを使用することで、複数プロジェクトの結果を一括表示・比較することが可能です。
新しいバージョンでは、表示するレンジの調整や表示方法の機能が強化され、より効率的にプロジェクト間の比較が行えます。
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【CAE】SOLIDWORKS Flow Simulation 2022 新機能
主な内容