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BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)Ver.14がリリース
FORUM8新製品情報2023年4月:水工スイート バンドル製品
「下水道施設」、「土地改良施設」、「水道施設」に応じた鉄筋コンクリート式1連、2連、3連ボックスカルバートの応答変位法による耐震設計計算、図面作成プログラムです。基礎形式は直接基礎、杭基礎に対応しており、杭基礎は「下水道施設耐震計算例-処理場・ポンプ場編-」(2002年版社団法人日本下水道協会)に準じた応答変位法による杭基礎設計を行います。
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Ver.14.0.0 改訂内容
- 図面(dxfファイル)からの形状設定に対応
- 3Dアトリビュート(属性表示)対応
- 配筋の本数入力対応
- 開きょ(縦方向現場打ち)の継手部の照査対応
DXFファイル(*.dxf)からの形状設定に対応
これまで、形状を入力するには、「初期入力」で形状や条件を指定し、「形状」でカルバートの詳細な形状を入力していましたが、同じ計算条件で形状だけ変えて検討を行うときに不便というご意見をいただいておりました。
そこで、Ver.14ではDXFファイル(*.dxf)から断面形状を読み込める機能を追加しました。
DXFファイルから形状を読み込み、断面を選択することで、「初期入力」の「断面形状」、「底版形状」、「BOX形式」と「形状」の「本体形状」、「ハンチ形状」の設定が可能です。また、読み込んだ断面形状データから倍率を自動で設定する機能も備えており、任意の値を入力すれば倍率の変更も可能です。
側壁配筋の入力方法拡張
これまで、側壁外側の上部および下部の鉄筋は、頂底版の外側鉄筋として入力されたものを使用していました。しかし、これらを頂底版とは異なる情報で入力検討が行えるようにしてほしいとのご要望を多数いただきました。そこで、側壁外側端部の鉄筋を「側壁支間部の鉄筋」とするか、「頂底版外側端部の鉄筋」とするかの選択を設け断面照査に用いる鉄筋を選択可能としました。なお、「側壁支間部の鉄筋」とした場合は、図面作成は不可となる制限があります。
開きょ(縦方向現場打ち)での継手部の照査対応
これまで、開きょでの縦方向の照査方法は「プレキャスト(縦連結)」固定としており、開きょで継手部の照査を行うには、継手部の照査とは関係しない縦連結に関する入力も必要となっていました。今回、開きょの縦方向の照査方法として「現場打ち」に対応し、縦連結に関する入力を行うことなく継手部の照査が可能となりました。なお「現場打ち」での縦方向の計算は頂版の無い矩形きょとして照査を行います。
3D機能拡張
3D表示機能拡張として、以下の2項目を拡張しました。
- 3Dアトリビュートの「3D配筋CAD」連動
- 部材配筋入力時の3D配筋確認
メイン画面の3D表示部にコンクリートの設計基準強度、鉄筋材質等の属性情報を表示可能としていますが、これらの属性情報を「3D配筋CAD」でも活用できるように属性の連動に対応しています。「3D配筋CAD」では、3Dモデル(IFC形式)への属性付加に対応していますので、今回の対応により、入力時の3Dアトリビュートの設定を3Dモデルへ反映することが可能となり、3Dモデルの活用の幅をより広げることができます。また、これまで配筋の3D表示は「図面生成⇒3D 配筋生成」の手順が必要でしたが、配筋データの入力画面に「3D 配筋確認」ボタンを追加しました。配筋の3D表示より鉄筋の干渉状態を確認しやすくなりますので、図面生成後に配筋データを修正するといった作業の後戻りを少なくできます。
適用基準および参考文献
適用基準
耐震対策指針 |
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土地改良 |
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BIM/CIM基準要領 | 国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案)令和3年3月 |
参考文献
- 公益社団法人 日本下水道協会、下水道施設耐震設計例-管路施設編-2015年版 平成27年 6月
- 社団法人 日本下水道協会、下水道施設耐震設計例-管路施設編-2001年版 平成13年 4月
- 社団法人 日本下水道協会、下水道施設耐震設計例-処理場・ポンプ場編-2015年版 平成27年 6月
- 社団法人 日本下水道協会、下水道施設耐震設計例-処理場・ポンプ場編-2002年版 平成14年 8月
- 社団法人 日本道路協会、共同溝設計指針 昭和61年 3月
- 社団法人 日本道路協会、道路土工カルバート工指針 平成21年度版 平成22年 3月
- 社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成24年 3月
- 社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成14年 3月
- 社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成8年 12月
- 社団法人 日本道路協会、杭基礎設計便覧(平成18年度改訂版)平成19年 1月
- 社団法人 日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成11年 3月
- 社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説V耐震設計編 平成24年 3月
- 社団法人 日本道路協会、道路橋示方書・同解説V耐震設計編 平成14年 3月
- 社団法人 土木学会、2012年制定 コンクリート標準示方書 設計編 平成25年 3月
製品価格
BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)Ver.14 | 280,000円(税別) |
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L2非線形解析オプション | 70,000円(税別) |
フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。
BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)Ver.14 | 112,000円(税別) |
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L2非線形解析オプション | 28,000円(税別) |
サブスクリプション価格
対象製品 | 初年度 | 1年 |
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BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)Ver.14 | 無償 | 112,000円(税別) |
L2非線形解析オプション | 28,000円(税別) | |
BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)Ver.14 フローティング | 156,800円(税別) | |
L2非線形解析オプション フローティング | 39,200円(税別) |
サポート内容
- バージョンアップ無償提供
- 電話問い合わせテクニカルサポート
- 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
- ダウンロードサービス
- 保守情報配信サービス
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