せん断面に木材の繊維の傾斜がある接合部の設計について教えてください

木造の接合部の設計において、仕口でのせん断応力度を検定する際、例えば、キングポストトラスの合掌尻の胴付仕口ように、設計で想定するせん断面に木材の繊維の傾斜がある場合では、せん断面に沿って母材やほぞが破断するということは考えにくいと思われますが(試験をしても、ほぞの小口が潰れるが、せん断破壊は起こらない)、その場合には基準などで定められている、小試験体のデータを元に定められた許容せん断応力度を検定に用いるのは適当でないと思います。どのように考えればよいか、ご教示願います。

建築技術:2015年6月号より

梁端部

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監修:大塚秀三(ものつくり大学技能工芸学部准教授)+中田善久(日本大学理工学部建築学科教授)公益社団法人日本建築士会連合会、一般財団法人建設業振興基金 CPD認定教材

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五條市上野公園総合運動公園(シダーアリーナ)/監修:杉本洋文、設計:たかの建築事務所+計画・環境建築
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