主な内容
- 2018年もセキュリティは引き続き重要
- HP Endpoint Security Controller
- 壊滅的なファームウェア攻撃からの防御
機密情報のCADデータを守るための機能が満載 HPワークステーション
ワークステーションはパフォーマンスに優れている機種を選ぶだけでなく、大事なCADデータを守るセキュリティ機能が標準装備された機種を選びましょう。
機密情報となるCADデータを保存するうえで、ワークステーションのセキュリティ対策はますます重要になってきています。サイバー攻撃による侵入を前提としたセキュリティ対策がビジネスの取引条件となるケースも増えています。
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多くの企業では多層防御によりセキュリティは強化されています。
しかし、OSよりも下にあるBIOSなどハードウェア制御をするファームウェアが手薄となっている場合も見受けられます。
ファームウェアへの攻撃は複雑ですが、成功すれば永続的に検知されずに任意の情報にアクセス可能となるため、ファームウェアを狙う攻撃が年々増加しています。アンチウイルス、アンチマルウェア、OSファイアウォールではBIOSへの感染を検知できません。
そこで活躍するのが、HPワークステーションに搭載されている「HP Sure Start」です。HP Sure StartはIT管理者の介入なしに、またユーザーの生産性を中断せずにBIOSの攻撃や破損を自動的に検出、停止、リカバリーできます。
ワークステーションの電源がオンになるたびに、HP Sure Startは自動的にBIOSコードの整合性を検証し、悪意のある攻撃から保護します。実行時侵入検知が常にメモリーを監視し、万一攻撃された場合、1分以内に隔離されたBIOSの「ゴールデンコピー」を使用して自己修復するため、情報漏えいを防げます。
インターネットの利用時にもブラウザー上のクリックで、ワークステーションにある機密情報が流出することもあります。
最近では、怪しいサイトだけではなく、普通のサイトでも脆弱性を狙った不正な攻撃を受け、サイトを書き換えられるケースも多発しています。そんなサイトでクリックした瞬間にマルウェア感染してしまうことも考えられます。
そこで活躍するのが、HPワークステーションに搭載されている「HP Sure Click」です。
HP Sure Clickに対応するブラウザーはワークステーションの中に作られたマイクロ仮想マシン(マイクロVM)の中で起動します。マイクロVMはマルウェアによる攻撃からワークステーションを守るコンテナとして動作します。
もし、アクセスしたサイトがワークステーションにマルウェアを感染させようとしても、マルウェアの活動はマイクロVMの中に閉じ込められ、コンピューターはその影響を受けません。ブラウザーのタブを閉じてしまえばマイクロVMと共にマルウェアも削除され、ワークステーションの安全が保たれます。
PCに保管されているファイルは、削除しても削除の印がつくだけで専門家の手にかかれば、簡単に復元できてしまいます。そこで、PCを処分する際には特別なソフトウェアを使わずに、HP SECURE ERASEを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除しましょう。
HP SECURE ERASEはシステムの再配備または廃棄に備えて、ハードドライブ(HDDまたはSSD)のデータを永久に破壊します。実行するとハードドライブコントローラーはドライブ上の全てのデータを完全に書き換え、高度なデータ復旧ツールを使用しても回復することはできません。
HPワークステーションには、このほかにも豊富なセキュリティ機能が搭載されていますので、資料にて詳しい情報をご確認ください。
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ワークステーション選び方のコツ ~セキュリティを重視する~
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