FlowDesignerで江の島を解析
第3回 エコハウスの日射積算解析
今回はFlowDesignerを用いて、日射積算解析をやってみました。果たして、エコハウスにどのくらい日射量があるのか?
第2回の通風解析同様、今回は江の島に架空のエコハウスを建てた場合の日射積算解析を行いました。11月から1月までの日射積算量について、地形を考慮した場合としない場合の比較を行います。
今回の目的は「建物に日射があたるか」を検証
江の島の下図の場所に通風性能のよいエコハウスを建てることを目的とする。今回は通風から離れ、建物の日照について解析を行う。建物周辺は急な地形となっているが「建物に日射が全くあたらない!」というような状況になっていないか、日射積算解析を行い検討する。
どうやって日射積算解析を行うの?
「地形あり」モデルと仮に地面の起伏をなくした「地形なし」モデルにおいて、日射積算量を比較する。
日時・場所から日射のあたる場所・日射量を自動算出できる日射積算解析機能を使用する。日時は陽の低い冬季2カ月間を対象とする。
場所 | 神奈川県江の島 |
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日時 | 2014年11月22日~2015年1月22日 |
メッシュ分割は?
メッシュは4,622,130メッシュ(X:342、Y:255、Z:53)に分割しました。
地形なしの場合の解析結果はこうなりました
冬の日射積算量なので、水平面よりも南側の鉛直面が多くなっていることが分かります。
地形ありの場合の結果は?地形あり・なしでの解析結果の違いは?
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