働き方を変えるならここから! モバイルワークステーション×マルチモニターシステムで生産性を大幅向上

現在、多くの企業でデスクトップ型のワークステーションではなく、ノートPC型のモバイルワークステーションを選択するケースが増えています。在宅ワークを含め、場所を選ばずに働くハイブリッドワークが一般化してきたことがその背景にあります。一方で、画面サイズの小ささを課題として挙げるユーザーも少なくありません。今回はその課題を解決し、モバイルワークステーションの運用の付加価値を高める「マルチモニター環境」について解説します。

モバイルワークステーションの生産性をさらに高める

まず、モバイルワークステーションの画面サイズを見てみましょう。HPのモバイルワークステーションは主に14インチモデルと16インチモデルに分けられます。

14インチモデルは小型軽量でモビリティを活かした使い方に適しています。一方、16インチモデルは表示領域が広い反面、本体サイズも大きく、どちらかといえば据え置きでの利用が多くなるでしょう。いずれもノート型ならではの可搬性を生かし、場所を選ばず作業できる点が魅力です。

しかし、メリットだけではありません。例えば、モバイルワークステーションで長時間作業を続けると、画面をのぞき込む姿勢になりやすく、前かがみになりがちです。これは筐体が小さくなるほど顕著で、集中力の低下や、長期的には健康リスクにもつながります。こうした問題を回避し、働く質を高めるためにも、外部モニターを併用して適切な表示環境を整えることが重要です。

そこで今回ご紹介するのが、本体画面に加えて表示領域を拡張できるマルチモニターシステムです。モバイルワークステーションと組み合わせることで生産性の向上が期待できます。

マルチモニターに適したモニターサイズとは?

外部モニターとしては、24インチ以上のサイズがおすすめです。モバイルワークステーションの画面に慣れている人ほど、文字や画像の見やすさの違いを実感できるでしょう。24~27インチクラスであれば、文字がくっきり表示され、細かな図面や資料を扱う場合でも快適に作業できます。マルチウィンドウ環境でも作業効率は大きく向上します。

また、人材不足の影響でベテラン層も増える中、14インチ画面での作業が負担に感じられるケースもあります。その点、大型の外部モニターがあれば、視認性の不安を軽減できます。

オフィスや自宅、フリーアドレスエリア、各拠点やサテライトオフィスなど、拠点ごとに大型外部モニターを設置することで、全社的な生産性向上も期待できるでしょう。

大型モニターが使えない場合の解決策

24インチ以上の外部モニターは設置スペースが必要なため、主に固定拠点での利用になります。では、出張先などで長時間作業を行う場合はどうすればよいのでしょうか。

そこで活躍するのがモバイルモニターです。HPの製品では「HP Series 5 Pro 514pn 14インチ WQXGA ポータブルモニター」が該当します。持ち運び可能な内蔵スタンド付きの超薄型ポータブルモニターです。14インチ前後のモバイルワークステーションと並べても邪魔にならず、最小限の設置スペースで手軽に表示領域を拡張できます。

HP ZBook Ultra G1a 14inch Mobile WorkstationとHP Series 5 Pro 514pn 14インチ WQXGA ポータブルモニターとの組み合わせ

営業職やコンサルタントであれば、モバイルモニターを顧客向け表示用、本体画面を操作用として使い分けることで、スマートなプレゼンテーションも可能です。

さらに「HP Z2 Mini G1a Workstation」のようにUSB-C映像出力に対応したデスクトップワークステーションでも利用できます。工場の現場などでは、本体を据え置き型として常設し、必要なときだけモバイルモニターと組み合わせて利用するといった柔軟な運用も可能です。

HP Series 5 Pro 514pn 14インチ WQXGA ポータブルモニター

解像度2,560×1,600
パネルタイプIPS Black with Neo:LED
入力端子USB-C

本体重量635gの小型・軽量モバイルモニターです。使い方は非常にシンプルで、モバイルワークステーションのThunderboltポートとUSB-Cケーブルで接続するだけで、映像出力と電源供給の両方に対応します。

解像度はWQXGA(2,560×1,600)と高精細で、縦置き・横置きのどちらにも対応。保護用のマグネット式ハードスクリーンカバーは、取り外すとマウスパッドとしても使用できます。携帯性とスペース効率を高いレベルで両立した設計です。

製品詳細(日本HP)

デイジーチェーンで2画面、3画面へ拡張

マルチモニター環境を構築するうえで注目したいのが「Thunderbolt 4」対応のUSB-Cポートです。対応モニター同士を数珠つなぎにするデイジーチェーン接続により、複数画面をシンプルな配線で実現できます。この環境を構築するにはモバイルワークステーションとモニターの両方が規格を満たしている必要がありますが、一度整えてしまえば配線は大幅に簡略化されます。また、本体消費電力が100W以下であれば、モニター経由でワークステーションに充電しながら複数画面を運用できます。今回撮影用に用意した「HP Series 7 Pro 724pu WUXGA モニター」もこの機能に対応しています。

上図は、モバイルワークステーションと2台のモニターをUSB-Cのデイジーチェーン接続によるトリプルモニター構成です。キーボードとマウスはモニター背面のUSB-Aポートにドングルを接続して使用しているので、見た目もすっきりとした構成です。

こちらはモニター背面の配線例です。キーボード・マウス用のドングル、有線LAN、モバイルワークステーションと接続するUSB-Cケーブル、そしてもう一方のモニターへ出力するDisplayPort 1.4ケーブルを接続しています。

モバイルワークステーション側はThunderbolt 4対応ポートに接続します。消費電力が100W未満のモデルであれば、モニター経由での充電にも対応します。なお、消費電力が100W以上のモデルは給電のみとなるため注意が必要です。

加えて、有線LAN端子を備えたモニターであれば、安定した有線ネットワーク接続も可能です。管理面でもメリットがあります。

モニターをハブとして、キーボードやマウスのレシーバーを接続すれば、本体とつなぐケーブルはUSB-C一本のみ。デスク周りもすっきりします。

これまではいわゆる「ドックシステム」を使って構築していたような環境が、対応モニターとUSB-Cケーブル一つで実現できるということです。外部モニターを選ぶ際は、デイジーチェーンへの対応はぜひ確認したいポイントになります。

総括

ノートPC型のモバイルワークステーションは高いモビリティに加え、近年ではデスクトップ並みの性能を持った製品も増えています。場所を問わずその性能を最大限に引き出すには、マルチモニター環境の構築が不可欠です。

今回紹介した外部モニターの選び方や運用方法を組み合わせれば、柔軟で快適な働き方が実現できるでしょう。生産性向上はもちろん、健康的なワークスタイルのためにも、ぜひマルチモニターを積極的に活用してください。

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