3DEXPERIENCEプラットフォーム上でToolboxを使う

部品の再利用に

3DEXPERIENCE SOLIDWORKSにToolboxが搭載されました。あらためてToolboxとは何か、そして3DEXPERIENCEプラットフォームで部品を管理・共有するメリットについて解説します。

この記事を詳しく解説した資料があります

SOLIDWORKS Toolboxとは

SOLIDWORKS Toolboxとは、標準部品ライブラリを提供するアドイン機能です。幅広い分野で使用される国際規格、さまざまなタイプの標準部品をサポートしており、タスクパネルからドラッグ&ドロップするだけで部品が自動生成され、アセンブリに組み込めます。

サポートしている国際規格
  • ANSI
  • AS
  • BSI
  • CISC
  • DIN
  • GB
  • IS
  • ISO
  • JIS
  • KS
  • MIL など
装備されている標準部品
  • PEMインサート
  • アルミニウム、鋼を含む構造体
  • カム
  • ギア
  • ジグ ブッシュ
  • スプロケット
  • タイミング ルトプーリ
  • ねじ
  • ピン
  • ボルト
  • 止め輪
  • 軸受け
  • 座金 など

クラウド上にToolbox部品を保存

クラウドに接続

クラウド(3DEXPERIENCEプラットフォーム)に接続するには、次の2種類の方法があります。

  • 3DEXPERIENCE SOLIDWORKSをお使いの場合:標準機能でプラットフォームへアクセス。
  • SOLIDWORKSデスクトップをお使いの場合:「3DEXPERIENCE Connector for SOLIDWORKS」アプリを介してアクセス。

3DEXPERIENCE SOLIDWORKS 従来型との比較

  • * ToolboxはProfessional、Premiumに搭載可能。

クラウド上に自動保存される

Toolbox部品は通常の構成部品と異なり、「Common Space」という領域に自動的に保存されます。完成度ステータスは「リリース済み」となり、上書きや変更はできないようになります。

Toolbox部品を共有する方法

Toolboxで使用した部品全て共通のクラウドストレージで管理されます。既にクラウド上に存在するToolbox部品を使用する場合は、ドラッグ&ドロップで再利用することができます。

Toolbox部品はxDesignなどの3D CADアプリでも読み込み、使用できます。

ダッソー・システムズが展開する3D Creatorとは

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クラウドストレージによるToolbox部品の管理・共有

主な内容

  • SOLIDWORKS Toolboxとは?
  • 事前準備:コラボレーションスペースの作成
  • クライアント側の設定