3Dデータを進捗管理で生かす3DEXPERIENCE Works

SOLIDWORKSだけでは解決できない五つの課題

コロナウイルスの感染が拡大し、テレワークが一気に進んだ結果、ものづくりの業務でもさまざまな課題が浮き彫りになりました。

  • 点在・分散するデータや情報の収集
  • 関係者とのコミュニケーション
  • 地理的・時間的な制約
  • プロジェクト・タスク進捗の把握と管理
  • 技術の属人化防止・ナレッジ共有

これらの課題は従来のCADやCAEでは解決できず、ものづくりに関わる全ての関係者がアクセスできるコラボレーション環境が必要です。

3DEXPERIENCE Platformとは何か

従来のツールでは解決できない範囲に及ぶ課題を解決するのが3DEXPERIENCE Works(R)です。さまざまなデータや最新の情報をクラウド上に用意されたPlatform上で共有し、業務を円滑に進められます。

3DEXPERIENCE Platformとは何か

素早い情報収集・情報共有・意思決定が可能に

ものづくりに必要なデータ・情報は、個人のローカルPC・組織のサーバー・PDM・クラウド・メール・Webページをはじめ、頭の中にある情報に至るまで、点在・分散して存在しています。

3DEXPERIENCE Platformは、必要なデータを一元管理できるため、必要なメンバーが必要なデータや情報に、いつでも・どこでも・どんなデバイスからでもアクセスでき、情報収集・共有のスピードが格段に向上します。

また、プラットフォーム上にオンライン会議や電話、チャット、SNSのような地理的、時間的制約を受けないコミュニケーション手段が用意されているので、素早い情報共有・意思決定が可能になります。

3Dデータをひも付けた進捗管理・問題管理が可能に

さまざまなデータを一元管理できる3DEXPERIENCE Worksですが、中でもプロジェクトやタスクの管理、問題が起きた際の対処の管理に3Dデータをひも付けられる点は、ほかのソリューションではあまり見られない特徴的な機能です。

進捗状況の管理

リモートやテレワークが進む中、ほかのメンバーが仕掛中の3Dデータとプロジェクトのスケジュールを照らし合わせながら、進捗状況を把握することは簡単ではありません。

Collaborative Tasksは、個人またはチームで行う業務を「タスク」として生成し、作業内容や進捗、3Dデータなどの関連データなどの情報を集約して情報共有を行ったり、作業の進捗状況を把握したりするなどのコラボレーションが可能になります。

タスクの割り振り

チーム・メンバーが抱えているタスクを一覧表示し、タスクボードで直感的にステータスや情報を把握

問題解決方法の管理

「その業務を担当した設計者でないと設計意図や設計変更の過程・状況などが分からない」ということはありませんか?

Issue 3D Reviewは、3Dモデルを用いてレビューを行いながら設計上問題のある箇所を視覚的に表現して「問題」を生成。対策に必要な指示や対処方法などの情報を明確に表現して共有できます。

さらに、個人・チームで対応が必要な問題を一覧表示し、要求仕様や課題・問題をどのように解決し、製品に反映させたのかをプラットフォーム上で管理、いつでも確認・共有できます。これにより、問題定義・担当アサイン・対応・承認・解決に至るまでのナレッジの共有・トレーサビリティ確保を実現します。

問題の格納・共有

問題をドラフト、予定、作業中、承認中、完了済みのステータスごとに表示