【3DEXPERIENCE World 2026レポート 3日目】コミュニティと教育支援が示す未来のものづくり

3DEXPERIENCE WORLD 2026 3日目は、イノベーションを生み出すグローバルコミュニティの最新動向から、未来のエンジニアを支援する新プログラム発表まで、見どころの多いセッションとなりました。

基調講演のハイライトや教育支援の新施策、コミュニティアワードの様子などを詳しくまとめています。

イノベーションを生み出すコミュニティ

3日目の基調講演は戦略担当副社長兼ビジネス開発担当:スシット・ジーンの登壇でスタート。

壇上ではイノベーションを生み出していくコミュニティ形成に関わったメンバーとして、CCAT:最高技術責任者エイミー・トンプソン博士、CITAP西村俊二財団:デニス・サクマ氏、SENAI CIMATEC:ヴォルター・エスタヴォ・ビル博士を紹介。SOLIDWORKS製品を通じて企業のスタートアップ、研究、教育支援など、各社の活動内容が紹介された。

未来のエンジニアの活躍として、ロボット工学の大国リトアニアから第1回グローバルチャレンジなどの学生コンテストで受賞したリトゥアニカX:マタス・シウゼリス氏の紹介や、学生ロボットコンテストの優勝者の表彰が行われた。

SOLIDWORKSユーザーコミュニティ:SWUGNに関する活動が紹介された。30年にもおよぶ長きにわたり、800万人のユーザー、200以上のグループが活動していることに触れ、壇上ではコミュニティ活動に貢献してきたコミュニティアワード賞、グループでのリーダーシップ賞、SOLIDWORKS年間最終チャンピオン賞の受賞者等が発表された。

教育現場を支援する新たなプログラム

昨年紹介された「SkillForce」に続く新たな学生支援プログラムとして、「SOLIDWORKS Futureforce」が発表された。大学、専門学校、高校などの教育機関で学生向けにSOLIDWORKSへの無料アクセスに加え、トレーニング、認定資格の受験機会が与えられる新しいプログラムであるとし、今年の5月1日から提供開始予定と紹介した。

さらに学生に対する教育の障壁を取り除くため、無料版SOLIDWORKSとなる「FREE STUDENT EDITION」を発表。7月1日に全世界でリリースされることを発表した。

セッション最後には再びSOLIDWORKS CEO マニッシュ・クマー氏が登壇。1日目にも語った「AIはエンジンであり、ドライバーは設計者自身だ」という主張を繰り返しつつ、「AIは遠い未来ではなく、現実にバーチャルコンパニオンとして皆さんと共にある。AIに抵抗せず、受け入れることで勝利するでしょう」と語った。

最後に来年開催予定の3DEXPERIENCE WORLD 2027が、テネシー州ナッシュビルにて2027年2月14~17日に開催されると発表し、セッションを終了した。