CATIA V5 メーカーからのメッセージ

ダッソー・システムズの最新ソリューションで持続可能な成長を実現

次世代のCAD、PLMソリューションで新たなものづくりへ

3Dを中心としたプロセス改革であらゆる規模の企業競争力を強化

3次元CADはさまざまな場面で活用が広がっていますが、ものづくりプロセス全体の中ではまだその情報が十分に活用され、効果を十分に上げているとは言えません。ものづくりの中核を担うコンセプト、詳細設計、生産技術、製造といった製品開発にかかわるすべてのプロセスの最適化による競争力の強化のためには、3Dデジタル情報を活用した新たなプロセスづくりが何よりも求められています。

ダッソー･システムズではCATIAをはじめとする3Dソフトウェア製品を、単なるツールとして販売するのではなく、業種ごとのニーズ、プロセスへの深い理解とともに、お客様が抱える多様な問題に対応できるよう、最適なPLMソリューションとして提供してまいります。

PLMは、大手企業様や大規模プロジェクト向けのハイエンド・ソリューションとして長く理解されてきましたが、今日ではあらゆる規模の企業に価値をもたらす身近なソリューションへと変化を遂げています。CATIAを始めとするダッソー・システムズのソリューションは、それぞれのお客様に最も必要とされる部分から小規模で導入を開始し、成功体験を重ねながら、大きく発展させてゆくことが可能なシステムです。

イノベーションを可能にするには、エクスペリエンス（体験）が必要

今日の世界は要素が複雑に絡み合い、たった１年後の世界であってもその動きを予測することは非常に困難になっています。今必要とされているのは、「比較的短い時間で段階的に導入ができ」「環境の変化にフレキシブルに対応でき」「費用対効果の計測が容易で」「イノベーションに寄与し」「企業の競争力向上に効果を発揮する」PLMソリューションであるといえます。つまり、変化を前提にした、変化に対応するためのシステムが必要とされています。

なぜ我々は激変する世界に直面し、未来を予測することが困難なのでしょう。それは、人間が未来を予測するときの最大のよりどころが過去の経験であるからです。

変化のスピードが緩やかな時代はある程度それでうまく行きますが、大きな局面の変化、前提条件の劇的な変更に直面したとき、ネガティブな働きをもたらします。「こんなものは前例がない」「あの時はこれでうまくいった」「この（勝ち）パターンは今後も続くと思う」　そして我々は変化に直面して、思考停止に陥って、「これは一過性のものだ」「例外だ」としてあくまでも過去の経験に基づく判断をしてしまいがちです

もし、これから起こるであろう変化をあらかじめ「体験」することができれば、つまり仮想空間上で「擬似体験」（＝3Dでのライフライク・エクスペリエンス）をすることで、それがどんなにいいものであるか、どんなにすばらしいものであるかを理解し、想像力を補うことができれば、そのような壁を乗り越えることは容易になるでしょう。

V6で実現する、3Dライフライク・エクスペリエンス

ダッソーシステムが提供するV6のプラットホームは、その「エクスペリエンス」を実現するためのアーキテクチャを持っています。単一のプラットホーム上で、考え、想像し、検証したものをすべて一元のデータモデルで保存し、それをオンラインで共有することで、製品開発のライフサイクルのどこにいても、つまり、設計や解析業務や生産技術、あるいはプロジェクト管理などの業務のどの場面においても常にリアルタイムで「再利用」し「消費」「体験する」ことができます。このすべてが一体的につながったイノベーションのスパイラルを何度も回していくことで、製品の品質も、顧客の満足度も向上させ、同時にトータルのコストも削減していくことができるのです。

イノベーションの芽は、きっとある

PLMは、業務を回すシステム、業務効率化のシステムから、イノベーションを実現するためのプラットホームへと進化を遂げています。ここで提供される、ここで体験できるイノベーションの芽を、現実の世界へと具現化する力があれば、これまで以上に市場の求める製品をフレキシブルかつタイムリーに提供することが可能になるでしょう。

ダッソー・システムズが提供するV6により、「創る」領域を強化し、「作る」「造る」分野の技術力と連結することで世界に比類のない製造業大国日本の復活をお手伝いさせていただけるものと考えております。