Dassault Systemes License Server
(DSLS:ライセンス管理プログラム)動作環境

DSLS動作環境概要

CATIA V5 をネットワーク環境で利用する際にライセンス管理プログラムであるLicense Use Runtime(LUM)を使用していましたが、CATIA V5R21以降からDassault Systemes License Server(以降DSLS)もライセンス管理プログラムのサポート対象となりました。DSLSはV5製品のライセンスと3DEXPERIENCE製品のライセンス管理を同時に行うことができます。

プラットフォーム

  • 動作環境対象OSはWindows シリーズのみを記載しています。
  • クライアントOSはクラスター構成をサポートしていません。
  • 仮想OS環境での動作は仮想マシンを3台使用したクラスター構成のみサポートしています (DSLS R2018x FP.CFA.1806以降はHyper-V 2016 上で動作するWindows Server 2016に対応、DSLS R2021x FP.CFA.2108以降は Hyper-V 2019上で動作するWindows Server 2019にも対応しています)。
OSDSLSバージョン(3DEXPERIENCE)
R2019x
R2020x
R2021xR2022xR2023x
64bit
Windows 10
Windows 11××××
Windows Server 2012××××
Windows Server 2012 R2×××
Windows Server 2016
Windows Server 2019×○(注1)
  • (注1)3DEXPERIENCE R2021x FP.CFA.2042以降にて対応。

対応リリース

DSLSはリリースによって使用可能なCATIA V5のリリース、HXIのレベルが異なる場合があるため必要に応じてDSLSのリリースアップが必要です。

  • LUMでV5製品のライセンスを管理できるのはV5-6R2012までです。
  • CATIA V5-6R2013以降DSLSのみサポートとなります。LUMのサポートはありません。
  • CATIA V5 R18以前のリリースをDSLSで管理することはできません。
  • HXI V1 R15以降はLUMに対応していません。
  DSLSバージョン(3DEXPERIENCE)
R2019xR2020xR2021xR2022xR2023x
CATIA V5
リリース
R18×××××
R19(注1)
R20(注1)
R21
V5-6R2012(R22)
V5-6R2013(R23)
V5-6R2014(R24)
V5-6R2015(R25)
V5-6R2016(R26)
V5-6R2017(R27)
V5-6R2018(R28)
V5-6R2019(R29)
V5-6R2020(R30)×
V5-6R2021(R31)××
V5-6R2022(R32)×××
V5-6R2023(R33)××××
HXI
レベル
V1 R12×××××
V1 R13(注2)
V1 R14
V1 R15
V1 R16
V1 R17
V1 R18
V1 R19
V1 R20
V1 R21
V1 R22

×

V1 R23××
V1 R24×××
  • (注1)SP、HotFix(HF)の指定あり。
    R19SP9 HF96 / R20SP4 HF89 / R20SP5 HF84 / R20SP6 HF69 / R20SP7 HF27 以上。
  • (注2)V1 R13 refresh1にてDSLSに対応。

ハードウェア要件 その他

  • プラットフォーム(OS)のシステム要件以上。
  • DSLS V6R2013は Windows 32bit OSをサポートする最後のリリースとなります。
  • 旧ターゲットID(8桁英数)で発行されているライセンスはDSLSでは動きません。DSLS用ターゲットID(3桁のアルファベット+ダッシュ+16桁英数)で発行されるライセンスが必要です。