SolidWorksで作成した機密設計情報を漏洩させない対策とは

機密情報ファイル保護・管理システムDataClasysを使用したSolidWorks設計情報の機密漏えい対策

  • 国内外の取引先とのデータのやり取りで、情報の漏えいを感じている。
  • 自社の設計技術情報が管理されていないため、別の部署の人でも観覧や編集をすることができてしまう。
  • 提供した情報で製品が盗用、流用されている。

などSolidWorksで作成した設計技術情報が漏えいしてませんか?
さまざまな設計情報を管理し、自ら情報を守る対策が重要です。

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DataClasysとは?

DataClasysは、情報を完全に共有し、機密情報の保護や管理ができるアプリケーションです。文書ファイル(特許情報、技術情報)やCADファイルなどの、さまざまな情報を暗号化し、アクセス制限を定義して管理することで、より安全にデータを有効活用することが可能です。

DataClasysシステム基本構成

DataClasysシステム基本構成は以下のようになっています。

DataClasysサーバ

利用者の権限を判断します。利用者にID情報を配信します。

DataClasysマネージャークライアント

ユーザ登録、利用権限の付与などの管理をします。

DataClasysユーザクライアント

利用者のPCで動作します。

DataClasysIDファイル

利用者が持つID情報ファイルです。本人承認などを行うファイルです。

フォルダ自動暗号化

ファイルサーバなどの共有フォルダにファイル保存されると自動的に暗号化します。

ファイルサーバなどの共有フォルダにファイルを保存すると自動的に暗号化します。

DataClasysの特徴

機密情報の保護

ファイル形式に依存せず、あらゆるデータを暗号化することができます。暗号化されたファイルは、たとえデータが流出しても、解読することが不可能です。

暗号可能な製品・データ例
office製品などWord・PPT・Excel・PDF・TEXT
SolidWorks関連データ図面・eDrawings・アセンブリ・3DVIA・部品
  • * 上記は一部。

自動フォルダ暗号化

共有サーバ内フォルダにデータを入れるだけで、自動でファイルを暗号化することができます。

暗号化の状態で作業可能

データを暗号化したまま利用することができ、安全性を保持することができます。

通常の暗号化

暗号化を解除することで、複製や情報の流出が起こりうる状態になります。

DataClasysの暗号化

データを暗号化したまま利用することができ、安全性を保持することができます。暗号化したファイルを持ち出しても読み込むことができないので、安全です。

機密区分による管理

機密区分による管理をすることができます。機密区分で暗号化されたファイルは、所属組織(グループ)、職位(ポスト)によって権限管理されます。

右図のように、社外秘の場合は経営者と、部長のみ印刷可能にするなどの設定が可能です。また、社外秘以外にも課外秘、管理職外秘などの権限区分も同様に設定可能です。

社内秘データの権限管理例

社内秘データの権限管理例

オフラインで使用可能

オフラインで使用することができます。オフライン機能を使用することで、外出先でも安全にファイルを利用することができます。また、取引先や社外パートナーなどで通信環境のない場合、オフライン機能で配布することもできます。
外出先でも以下のようなデータが保護されます。

  • 暗号化データ
  • 認証用IDファイル
  • DataClasysクライアントソフト

ファイルの有効期限設定

取引先などに、機密性の高いファイルを有効期限を設定して配布することができます。

DataClasysの有効活用

DataClasysの特徴を生かし、以下のように有効活用することができます。

  • 暗号化のまま編集が可能なため、本社と工場や外注先へのデータの受け渡しでの2次情報漏えいの防止に活用することができます。
  • オフラインにして外出先でデータを利用することができます。

DataClasysを使用するメリット

  • 企業に致命的な打撃を与える情報の漏えいを防止することができます。
  • 暗号化されたまま作業できるので取引先での2次漏えいを防止します。
  • 暗号化によりSolidWorksデータも安全に受け渡すことができます。
  • 情報漏えいによる製品や自社独自の技術の盗用から守ることができます。