KIZUKURI 使い方紹介
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1.KIZUKURIの構造計算とは?
木造の構造計算に関しては対象として、3階建てもしくは延べ床面積500m2を超える建築基準法でいうところの3号建築物については構造計算が必要です。ただし、2階建て平屋についても、長期優良住宅の耐震等級を取るために構造計算が必要です。近年、構造計算の主たる目的が後述に移ってきています。KIZUKURIはどちらの利用についても対応可能となっています。
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2.KIZUKURI 一般事項の入力
KIZUKURIでは、一般事項の入力は一つのインターフェイスにまとまっています。建設地タブでは建物の建つ場所を入力します。場所によって地震力・風圧力・積雪量が異なるため、これを判別します。基本データでは、最高高さ、軒高、各床面積、見附面積を入力します。
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3.KIZUKURI 概要書の入力
概要書入力では、建物の延べ床面積、建築面積、地下室の有無、使用しているコンクリート・鉄筋などの情報を入力します。中でもメインは建物の構造的な特徴の入力です。木造3階建ての特徴・混構造の特徴についてはサンプルが用意されています。
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4.KIZUKURI 略伏図の入力
略伏図の入力は、部材ごとに表示のオンオフ設定があるため、入力確認が便利です。KIZUKURIの場合は見上げの図として入力していきますので、1階の柱・耐力壁・壁と2階の床梁が表示されます。柱については1点クリック、壁・梁については2点クリックで配置入力ができます。
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5.KIZUKURI 応力図
KIZUKURIでは、計算完了時に問題があればエラーメッセージが表示されます。計算が完了したら応力図の確認を行います。応力の種別としては、風圧時・地震時・許容耐力・引き抜きの4種類の出力ができます。許容耐力は、耐力壁の壁倍率に依存した応力値になります。通り方向はX・Y、加力方向は左→右、右→左と切り替えて表示可能です。
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6.KIZUKURI 計算を行う梁の登録
KIZUKURIでは、建物に存在する柱・梁を個別に登録し、検定計算を行います。個別登録には登録用のウィンドウが用意されており、長期軸力を表示可能なため、軸力の負担の大きい柱・梁を表示を見ながら検定部材の追加を行います。
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7.KIZUKURI 計算結果
KIZUKURIの計算結果が終了した後は、結果を確認します。計算結果ウィンドウの画面自体が計算書のイメージとなります。上段にある「移動」ウィンドウに表示されるプルダウンが目次に当たるので、瞬時に確認したい項目に移動できます。