「構造モデラー+NBUS7」とは何か?

BUS-6の後継ソフトです

昨年リリースされた「構造モデラー+NBUS7(エヌバスセブン)」は名称が分かりにくいですが、BUS-6の後継ソフトです。構造躯体入力プラットフォームである「構造モデラー」と解析・結果出力を担う一貫構造計算システム「+NBUS7」と一体となったソフトウェアです。

BUS-6とは異なり、「構造モデラー」では複雑な形状入力がサポートされており、NBUS7以外のソフトにも出力可能です。また、CADとの連携では、あらかじめレイヤー分けしたCAD図面から、通り心、部材(柱・はり・壁・雑壁)の配置情報、部材寸法を自動で読み込みます。BIMソフトとの連携は今後BUS-6と同様の連携を計画しています。

BUS-6入力と構造モデラーの入力の違い

構造モデラーの入力は、BUS-6を進化させ、より直感的に入力できるインターフェイスに変更されています。表計算ソフト・メールソフトと同様の「リボンメニュー」を採用し、ユーザーに親しみやすい入力画面になっています。

NBUS7は計算スピードが高速化

NBUS7はマルチスレッド処理により保有水平耐力計算の各加力方向の解析を並列かつ高速に実行できます。

移行スケジュールは?

今後の構造モデラー+NBUS7の開発スケジュールは以下のようになっています。

BUS-6に搭載の機能を徐々に移行していきます。また、ほかの構造システム製品、BIMソフトとの連携(BUS-6にあった+Revit Op.の後継の開発)にも対応していきます。BUS-基礎構造の後継の構造モデラー+基礎についても開発を進め、相互連携を図っていく予定です。