これらの新機能と強化機能により、Rebro2025はさらに使いやすく効率的な設計ツールとなっています。これからの設計業務において、Rebro2025がどのように役立つかをぜひ体験してみてください。
連携の強化に注目したい! 新登場Rebro2025のポイント
Rebro2025の新機能とリリース情報
2025年3月24日にリリースされたRebro2025は、前バージョンRebro2024から多岐にわたる機能強化が図られています。これらの強化は、複雑化する建築設備設計業務における効率化、精度向上、そしてデータ連携のスムーズ化を強力に推進することを目的としています。このページでは、Rebro2025の主な新機能とその利点をご紹介します。
配線管理で幹線亘長の取得
新機能
配線管理で幹線の長さを自動取得できるようになりました。これにより、設計の精度が向上し、手動での計測ミスを減らせます。
排煙口の選定・一括配置
新機能
部屋に排煙口を自動で配置し、排煙風量や通過風量に基づいて最適なサイズを選定する機能が追加されました。これにより、設計プロセスが大幅に効率化されます。
スパイラルダクト加工
新機能
ナンバリングやプレハブリスト、直管リスト、継手リスト、フレキシブルダクトリストの出力が可能になりました。これにより、ダクト設計の柔軟性が向上し、現場での施工がスムーズになります。
クラウドストレージ連携
機能強化
クラウドを活用した社内外とのデータ共有がさらに強化。新たにDropboxとの連携が追加されました。クラウド上のファイルに直接アクセスし、外部参照やプロパティの参照が可能です。これにより、リモートワークやチーム間のコラボレーションが容易になります。
電気設計の強化
機能強化
日本電設工業協会の標準書式に対応した盤リストの出力や、電気属性情報のリンク機能が追加されました。これにより、電気設計の効率が向上し、標準化されたドキュメントの作成が可能になりました。
配管・ダクト設計の強化
機能強化
ガラリに接続口を追加し、用途記号に用途の略号を追加するなど、設計の柔軟性が向上しています。これにより、より詳細な設計が可能となり、施工現場での調整が減少します。
操作性の向上
機能強化
ウィンドウのフローティングやリボンメニューのカスタマイズ、クイックアクセスツールバーのフローティングなど、操作性が向上しています。これにより、ユーザーは自分の作業スタイルに合わせてインターフェイスをカスタマイズでき、作業効率が向上します。
Revitとの連携強化
機能強化
Rebro2025では、Revitとのデータ連携が大幅に強化されています。これにより、Rebroで作成した設計データをRevitにスムーズに移行できるようになりました。
Rebroリンクとは
Rebroリンクは、RevitとRebroの図面を専用ファイルで属性を維持したまま受け渡しが行える、Autodesk Revit のアドインです。Rebroで作図した設備要素をRevitで入力したり、Revitで作図した建築躯体(くたい)や設備要素をRebroに出力したりできます。Revitをお使いの設計事務所やゼネコンと一緒にBIM案件を行う際にとても便利な連携ツールです。
Revitファミリファイル(RFA)をRebroのユーザー部材に変換
Revitファミリファイル(RFA)をRebro Linkで読み込み、タイプ別に型番を分けてユーザー部材として登録可能となりました。相手側に合わせて、BIMソフトを変更しなくても、いつも使い慣れたRebroで設計業務ができるのは設備技術的にとって大きなメリットです。
InfiPoints対応による点群データの活用方法
機能強化
Rebro2025では、InfiPointsとの連携により、点群データの活用がさらに効率的になりました。
3Dスキャンした点群データで設備設計をしたい
3Dスキャナーが普及し、改修工事などで設備設計者が点群データを扱うことが増えています。スキャンした点群データをInfiPointsで3D化し、Rebroへ連携することで配管経路やダクト、鋼材、機器がRebroで扱えるようになります。
RebroのCG画面で点群データが活用できるように
これまでもInfiPointsで点群から生成したオルソ画像として表示し、配管や3D形状の曲面にテクスチャー情報を貼り付けができたことで、現況と設計データの可視化は便利な機能でしたが、Rebro2025では、CG画面上でInfiPointsの点群データとRebroのオブジェクトを重ねて参照できるようになりました。
これによりRebroのCG画面上で「点群データのデジタル採寸」、「既設設備と改修後の簡易的なレイアウト検討」が可能となり、工数削減へとつながります。
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建設業界でのBIM導入が加速する中、Rebroは使いやすさとレンタルライセンス方式の手軽さから、現場単位や担当者単位で導入されるケースが増えています。その一方で、次のようなお悩みを伺うことがあります。
- Rebroのバージョンや本数、保守契約の状況が把握しきれていない。
- 社内のどこで、どのライセンスが使われているか調べるのが大変。
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そこで大塚商会では、管理者の方に代わって貴社のRebroご利用状況を調査・整理するサポートも行っています。
- Rebro2025へのバージョンアップ費用のシミュレーション
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