荷重条件

SOLIDWORKS Simulationは、多様な荷重条件を柔軟に組み合わせて、現実に即したシミュレーションが行えます。通常の力や圧力のほかに、材料の熱的な変化が構造に及ぼす影響を詳細に検証する「温度荷重」、条件設定した値だけ物体が変形したときの応力状態などを検証する「強制変位」も設定できます。

設定画面

力

面・エッジ・頂点に入力した大きさの力をかけます。任意の方向に力をかけることができます。

面に入力した大きさのトルク荷重をかけます。ねじりに対する強度を見ることができます。

トルク荷重による変位分布

面に入力した大きさの圧力をかけます。不等分布圧力も定義できます。

モデル全体に入力した加速度の重力をかけます。自重によるたわみも見ることができます。

モデル全体に入力した角速度、角加速度の遠心力をかけます。

円筒面に入力した大きさの不等分布圧力をかけます。力の方向が一定の正弦分布と、放射状に広がる放射線状分布を選択できます。

モデルに対して温度荷重を設定することで、熱膨張・熱収縮による変形や応力を見ることができます。

温度荷重による応力分布

面・エッジ・頂点に対して入力した値まで強制的に変位させます。面を指定した場合、面全体が同じ変位を保ったまま変形させることができます。

力荷重（左）と強制変位（右）による変位分布の違い

さらに高度な解析を行う場合は、上位版のSOLIDWORKS Simulation ProfessionalまたはPremiumをご利用ください。