BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)Ver.15がリリース

FORUM8新製品情報2026年3月(水工スイートに含まれる製品です)

「下水道施設」、「土地改良施設」、「水道施設」に応じた鉄筋コンクリート式1連、2連、3連ボックスカルバートの応答変位法による耐震設計計算、図面作成プログラムです。基礎形式は直接基礎、杭基礎に対応しており、杭基礎は「下水道施設耐震計算例-処理場・ポンプ場編-」(2002年版公益社団法人日本下水道協会)に準じた応答変位法による杭基礎設計を行います。

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Ver.15.0.0 改訂内容

  1. 「下水道施設の耐震対策指針と解説-2025年版-」に対応
  2. F8-AI UCサポート機能に対応

下水道施設の耐震対策指針と解説 2025年版対応

「下水道施設の耐震対策指針と解説-2025年版-」(以下、下水道施設2025)が発刊されたのに伴い、適用基準に下水道施設2025を追加しました(図1)。

図1:初期入力画面

従来の下水道耐震設計では、レベル2地震時の照査はタイプII地震動のみを対象としていました。下水道施設2025では、「道路橋示方書・同解説 V耐震設計編」等の基準との整合をとるため、タイプIおよびタイプIIが設計対象地震動となり、両タイプを考慮した設計が必要となります。また、地盤の固有周期Tsより算出される設計応答速度Svに地域別補正係数を考慮することとなっています。

実際の計算においては、タイプI / IIのうちより大きい応答速度を用いて計算を行えばよく、どちらの応答速度が大きくなるかはプログラムで自動判定します。この判定は地盤の固有周期Tsと地域区分により変化します。

地震動タイプについては自動判定のほか、設計者が任意に選択(タイプI / II)することも可能としています(図2)。

図2:考え方-基本画面

また、レベル2地震時の地上部設計水平震度の算出方法も旧版から変更となりました。旧版では地盤種別に応じた固定値となっていましたが、下水道施設2025では地盤種別だけでなく、地域別補正係数も考慮した式に変更となりました。また、地震動タイプによって数値も変化します。

レベル2地震動(タイプI)の地上部設計水平震度
Khf-2-I = CIz×Kho-2-I×Cs

レベル2地震動(タイプII)地震動の地上部設計水平震度
Khf-2-II = CIIz×Kho-2-II×Cs

ここに、
Khf-2-I:レベル2地震動(タイプI)における地上部の設計水平震度
Khf-2-II:レベル2地震動(タイプII)における地上部の設計水平震度
CIz:レベル2地震動(タイプI)における地域別補正係数
(A1:1.2、A2:1.0、B1:1.2、B2:1.0、C:0.8)
CIIz:レベル2地震動(タイプII)における地域別補正係数
(A1:1.0、A2:1.0、B1:0.85、B2:0.85、C:0.7)
Kho-2-I:レベル2地震動(タイプI)における標準設計水平震度
(I種地盤:0.50、II種地盤:0.45、III種地盤:0.40)
Kho-2-II:レベル2地震動(タイプII)における標準設計水平震度
(I種地盤:0.80、II種地盤:0.70、III種地盤:0.60)
Cs:じん性を考慮した場合の構造物特性係数(1.0)

F8-AI UCサポート

新バージョンでは、製品の入力操作や設計支援を目的として、対話型AIを用いたサポート機能を実装します。本製品を含めUC-1シリーズでは、「F8-AI UCサポート」として(図3)、入力操作や計算理論の解説など、サポート窓口へお問い合わせいただくことなく製品内で解決可能な手段をご提供します。

また、多言語および音声入力にも対応し、設計業務をサポートします。

図3:F8-AI UCサポート

適用基準および参考文献

適用基準

公益社団法人 日本下水道協会
  • 下水道施設の耐震対策指針と解説-2025年版- 令和7年9月
  • 下水道施設の耐震対策指針と解説-2014年版- 平成26年5月
  • 下水道施設の耐震対策指針と解説-2006年版- 平成18年8月
公益社団法人 日本水道協会
  • 水道施設耐震工法指針 2009年版 I 総論 平成21年12月
  • 水道施設耐震工法指針 1997年版 平成9年3月
一般社団法人 全日本建設技術協会
  • 土木構造物設計ガイドライン 平成11年11月
  • 土木構造物標準設計第1巻(暗きょ類) 平成12年9月
農林水産省
  • 土地改良事業計画設計基準・設計 「水路工」の基準及び運用の解説、技術書 平成26年3月
  • 土地改良施設 耐震設計の手引き 平成16年3月
国土交通省3次元モデル表記標準(案) 令和2年3月

参考文献

社団法人 日本道路協会
  • 共同溝設計指針 昭和61年3月
  • 道路土工カルバート工指針(平成21年度版) 平成22年3月
  • 道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成24年3月
  • 道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成14年3月
  • 道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成8年12月
  • 道路橋示方書・同解説 V耐震設計編 平成29年11月
  • 道路橋示方書・同解説 V耐震設計編 平成24年3月
  • 道路橋示方書・同解説 V耐震設計編 平成14年3月
  • 杭基礎設計便覧(平成18年度改訂版) 平成19年1月
公益社団法人 日本下水道協会
  • 下水道施設耐震計算例-管路施設編-前編 2015年版 平成27年6月
  • 下水道施設耐震計算例-管路施設編-後編 2001年版 平成13年4月
  • 下水道施設耐震計算例-処理場・ポンプ場編-前編 2015年版 平成27年6月
  • 下水道施設耐震計算例-処理場・ポンプ場編-後編 2002年版 平成14年8月
公益社団法人 日本水道協会水道施設の耐震設計入門 平成26年12月
公益社団法人 土木学会[2012年制定]コンクリート標準示方書 設計編 平成25年3月

製品価格

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新規1年目

BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震) Ver.15300,000円(税別)
L2非線形解析オプション70,000円(税別)

フローティングライセンス価格(新規1年目)

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でもどこでもどのPCでも製品の利用が可能となります。

BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震) Ver.15120,000円(税別)
L2非線形解析オプション28,000円(税別)

サブスクリプション価格(2年目以降費用)

BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震) Ver.15初年度無償
2年目以降:150,000円(税別)
L2非線形解析オプション初年度無償
2年目以降:35,000円(税別)
BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震) Ver.15 フローティング初年度無償
2年目以降:210,000円(税別)
L2非線形解析オプション フローティング初年度無償
2年目以降:49,000円(税別)

サポート内容

  • バージョンアップ無償提供
  • 電話問い合わせテクニカルサポート
  • 問い合わせサポート(電子メール、FAX)
  • ダウンロードサービス
  • 保守情報配信サービス

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