FlowDesigner解析事例14:スタジアムの日射積算解析

もうすぐ夏!スタジアムの日射量をFlowDesigner 日射積算解析機能で求めました

FlowDesignerには、単位面積当たりの日射量を求める日射積算解析機能が搭載されています。太陽の動きと併せて、日射の当たる時間の長さや日射量をカラーコンターで表示します。今回はこの機能を用いて、半屋外空間であるスタジアムの夏場・冬場の日射量と年間日射量を解析します。

モデルデータ提供:株式会社アプリクラフト

前提条件

目的

屋根がついたスタジアムにおいて、観客席の日射量(日射積算量)を検討する。スタジアムの形状はRhinoceros※で作成した3次元モデルをインポートし、使用する。

  • スタジアム全体図(モデルデータ提供:株式会社アプリクラフト)

    スタジアム全体図(モデルデータ提供:株式会社アプリクラフト)

  • スタジアム内イメージ(モデルデータ提供:株式会社アプリクラフト)

    スタジアム内イメージ(モデルデータ提供:株式会社アプリクラフト)

解析モデル

右図のようなRhinoceros※から出力された3DSファイルを読み込んだモデルを使用する。なお、スタジアムの面積と解析領域は次のように設定とする。

スタジアムの大きさ340×270×160 m3
解析領域の大きさ680×540×200 m3

解析モデル

解析モデル

設定条件

日射量はFlowDesigner上で月日・場所から太陽軌道を計算して算出したものを使用する。ただし、各部材表面への日射積算量だけを解析対象とし、熱・気流の解析は行わない。また、日射の反射・透過の影響は考慮せず直達日射量だけに着目する。

時期は夏季(7月)と冬季(12月)それぞれ1カ月の日射量、また1年間の日射量の比較を行う。

場所東京
積算単位1日
積算対象日夏:7月1日~31日
冬:12月1日~31日
場所東京
積算単位1週間
積算対象日1月1日~12月31日

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FlowDesigner解析事例 スタジアムの日射積算解析

主な内容

  • 解析モデル
  • 設定条件
  • スタジアム内部の日射積算量の比較 など

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  • * RhinocerosはRobert McNeel & Associatesの登録商標です。国内総代理店は株式会社アプリクラフトとなります。その他、各商品名、ロゴは各社の商標または登録商標です。
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