現在、ノートPCの熱設計を検討しています。第6回はヒートシンクに気流を送り込むには、ファンキャップの形状をどのように変更したらよいのかを検討します。そこで、形状変更すべき方向と効果を色付きの矢印で示す「位置感度解析」を用います。
主な内容
- 【比較検証】解析結果
- 考察
- FlowDesigner逆解析の活用法 など全17ページ
現在、ノートPCの熱設計を検討しています。第6回はヒートシンクに気流を送り込むには、ファンキャップの形状をどのように変更したらよいのかを検討します。そこで、形状変更すべき方向と効果を色付きの矢印で示す「位置感度解析」を用います。
給気ファンを囲むようにファンキャップを設置したところ、CPU内部温度は94.8℃となり、目標温度80℃を上回ってしまった。
ファンからの気流がヒートシンクのフィンの間を通らずに排出されており、効率的な放熱ができていないことが分かった。
ヒートシンクに効率良く気流が通るよう、ファンキャップの大きさを変更する。そこで、次の2案が挙がった。
そこで、FlowDesignerに搭載されている位置感度解析を行った。位置感度解析は対象物の動かすべき方向と効果の大きさを色の付いた矢印で示すため、改善点をつかみやすい。
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ファンキャップ形状を変えて温度はどう変わる?(解析結果付き)
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