図面作成の自動化で業務効率向上

3D CADソフトとPDMソフトをカスタマイズし、2D図面の自動作成機能を作成した事例をご紹介します。

これまでは、パーツ、アセンブリファイルからの図面作成は設計者が手作業で行っており、図面の作成に手間がかかっていました。また、設計者によって図面の書き方が異なり、社内ルールに沿った図面が作成されないことも多いため、図面のチェックや修正にも手間がかかっていました。

そこで、作成されたパーツ、アセンブリファイルから自社ルールに沿った図面を自動で作成することができるカスタマイズを行いました。ルール通りに図面をプログラムから自動作成することで、作図の際の人的ミスを防止するとともに作図やチェックにかける時間を短縮でき、作業効率の向上につながりました。

開発前後の比較

開発前

  • 図面ビューの作成と配置をルール通り行うことに工数が必要。
  • 寸法、注記、部品表などが設計者ごとのルールで作成されている。
  • 社内ルール通りに図面が作成されているかのチェックが必要。

開発後

  • 設定された作図ルールに沿って、モデルのサイズから図面サイズ・尺度の自動選定され、指定配置位置にビュー、部品表、寸法などが自動配置されるため、図面作成工数が大幅に減少。
  • 社内ルール通りに図面が作成されているので、チェックが不要に

このようなお客様にお勧め

  • 一つのアセンブリから幾つかの図面を作成するため、作図業務に時間をかけている方。
  • 作図ルールに沿って作図されないためチェックに時間をかけている方。

対象製品