PTCの3D CAD、Creoがパワーアップしました! 新バージョンは、操作性の機能強化、生産性向上ツール、革新的な技術を数多く導入。本セミナーでは、これらの新機能を詳しくご紹介します。
開催:7月10日(水)15:50~16:50 オンライン
Creo 過去のリリース情報
Creoは、設計者の皆様が求める機能を網羅した強力なCADソフトウェアです。お客様一人ひとりの設計ニーズに合わせて、最適なパッケージと豊富な拡張機能をご用意しています。Creoの多彩な機能と充実したオプションをご確認ください。
【7月10日開催】「Creo」最新機能のご紹介(無料オンラインセミナー)
Creo10
複合材を取り入れた設計
プライ定義、フラットプライ境界、自動化されたプライ図面の生成などの機能も備え、設計者が軽量で高強度な製品をより迅速かつ効率的に開発できるように支援します。
ハーネス設計
既存のハーネスを二つの個別ハーネスに分割し、後でマージすることができます。これにより、サブシステムを簡単に再利用できるだけでなく、複数のユーザーが同じハーネス設計上で作業できるので、コラボレーションが促進されます。また、モデルツリー内のケーブルと配線の管理性を向上させるために、三つのビュー(ケーブル、バンドル、接続)を備えた新しいアプリケーション主導ツリーが導入されました。
SaaS版の3D CAD「Creo+」
PTCが提供するクラウドベースのサブスクリプション型3D CADソフトウェアです。従来のオンプレミス型CADであるCreoの機能に加え、クラウドならではの利点を備え、CAD業界におけるトレンドである「クラウド」に対応した新しいバージョンとして誕生しました。
MBDとデジタルスレッド
シンボルや表面仕上げのアノテーションを3Dモデルの既存のアノテーションに関連付けられるようになりました。また、幾何公差(GD&T)アノテーションの作成と検証を支援するGD&T Advisorが強化されました。
Creo 9
人間工学設計機能
設計者がより人間工学に基づいた製品を効率的に開発できるようになりました。従来のマネキンライブラリに加え、Creo 9では、顧客固有の属性を持つカスタムマネキン集団を作成することができます。これにより、製品のターゲットとなるユーザー層をより正確に反映した人間工学分析を行えます。
5軸仕上げツールパス
ツールは可能な限り仕上げ表面に対して垂直に保たれ、優れた仕上げ品質を実現します。測地線5軸仕上げツールパスにより、適切な表面仕上げと柔軟性の高い5軸仕上げ加工を可能にします。
シミュレーションとジェネレーティブデザイン
- マルチフィジックスシミュレーションで構造性能と熱性能をリアルタイムに解析
- 格子ジオメトリとビヘイビアモデリングのサポートを強化したシミュレーション
- 安全係数と固有値に基づいた最適化
モデルベース定義(MBD)と詳細図面
- 表面仕上げシンボルの作成、配置、編集を容易にする直感的なワークフロー
- 最新のASMEおよびISO標準に準拠したセマンティック表面仕上げアノテーション
- GD&T Advisorの機能強化により、詳細図作成を効率化
Creo 8
モデルベース定義(MBD)
モデルベース定義(MBD)機能を数多く強化し、設計者と製造担当者がより効率的にコラボレーションし、高品質な製品を迅速に市場に出荷できるようにしています。
シミュレーション
シミュレーション機能を数多く強化し、設計者やエンジニアが製品をより迅速かつ効率的に開発できるようにしています。
- Creo Simulation Liveの定常状態フロー解析
- Creo Ansys Simulationのメッシュおよびたわみ制御の改善
ジェネレーティブデザイン
設計者がより革新的で高性能な製品を迅速かつ効率的に開発できるようにするために、自動エンベロープ、ドラフト処理、および半径拘束などの機能を強化しています。これらの機能は、設計空間を探索し、最適な設計ソリューションを見つけるのに役立ちます。
付加/除去製造
シミュレーションによる格子設計と除去製造における加工の改善という二つの主要な機能強化により、付加製造と除去製造の両方における設計の改善と簡素化を実現しています。
Creo 7
ジェネレーティブデザイン
Creo 7.0 は、Frustum 社のテクノロジーを採用した新しいジェネレーティブデザイン機能が搭載されました。人工知能(AI)とクラウドコンピューティングを活用して、設計要件に基づいて複数の最適な設計候補を自動的に生成できます。
マルチボディデザイン
マルチボディデザインは、ユーザーが複雑なジオメトリーを構築する際の設計効率を大幅に改善します。単一の部品内で非結合ジオメトリー、接触ジオメトリー、または重複ジオメトリーを自由かつ効率的に操作できます。
Creo Simulation Live
設計中にリアルタイムで流体フローシミュレーション、パラメーター検討、プロット/グラフの作成、非定常熱伝導解析などが行えます。
Creo Ansys Simulation
定評あるAnsysソルバーへCreo内で直接アクセスする仕様であるため、構造解析、固有値解析、熱解析を簡単に実施できます。
Creo 6
拡張現実(AR)による設計コラボレーション
拡張現実(AR)における設計コラボレーション機能を強化し、3Dモデルをより効率的に共有・レビューできるようにしました。最大10個の設計をCreoのクラウドベースプラットフォームにパブリッシュし、アクセス権を制御できます。
Creo Simulation Live
Ansys社のリアルタイム解析ソフトウェア「Ansys Discovery Live」をCreoに統合した強力なツールです。設計者は設計中にリアルタイムでシミュレーションを実行し、設計の妥当性を迅速に判断できます。
3Dプリンティング用の設計を最適化
造形方向を分析し、プリント時間、サポート構造、トレイ使用率を最適化。AMプロセスを効率化し、コスト削減につながります。
その他の機能強化
ユーザーインターフェイス(UI)の改善、パフォーマンスの向上、多数の新機能などユーザビリティを向上させるための機能強化が行われています。
Creo 5
トポロジーの最適化
Creoのトポロジー最適化機能は、軽量で高強度の製品開発を可能にする強力なツールです。Creo Parametricに完全に統合されているため、既存のパラメトリック ジオメトリとシームレスに連携できます。モザイク形状を再作成する必要がなく、設計ワークフローを効率化できます。
生産性向上
高精度な3Dモデル作成、直感的なスケッチ機能など設計者やエンジニアの生産性向上とより高品質な製品開発を支援する機能が強化されました。