PyroSim 製品特長
PyroSimは建築家や防火安全技術者が火災をシミュレートするためのコンピュータモデルを手早く作成するのに使われます。PyroSimは米国標準局(NIST)の火災シミュレーションソフトFire Dynamic Simulator(FDS)[McGrattan and Forney,2005]を計算エンジンとして使用します。
PyroSimを使用することでFDSではテキスト入力だった解析モデルの作成がCADのような操作で可能になるため、火災における煙や温度、一酸化炭素等の分布を手早くシミュレーションすることが可能です。
対話的な形状作成機能
1.併進移動
X,Y,Z方向の移動距離を指定することにより、座標計算無しで、任意のオブジェクトの併進移動、あるいはそのコピーができます。
2.鏡映移動
対称面を指定することにより、座標計算無しで、任意のオブジェクトの鏡映移動、あるいはそのコピーができます。
3.拡大・縮小
X,Y,Z方向の拡大(縮小)率と基準点を指定することにより、座標計算無しで、任意のオブジェクトの拡大・縮小、あるいはそのコピーができます。
4.回転
回転軸と回転角を指定することにより、座標計算無しで、任意のオブジェクトの回転、あるいはそのコピーができます。
火源・開口・壁面質材などの対話的な入力
火源・開口・壁面質材などの対話的な入力は以下のような画面になります。
作成したシミュレーションモデルの2次元・3次元表示による確認
FDSユーザーズガイド・テクニカルリファレンスガイド日本語版
日本語版にはFDSユーザーズガイド・テクニカルリファレンスガイドの日本語版を添付されます。
FDSユーザーズガイド
テクニカルリファレンスガイド
CADファイル(DXF)からの形状作成機能
AutoCAD DXFファイルをインポートし、
FDSのメッシュ形状に変換することが可能。
日本語インターフェイスおよび日本マニュアル
日本語インターフェイスおよび日本マニュアルが添付されます。
その他
- FDSおよびSmokeviewの起動・制御
- 正しい書式が保障されます
- FDSの入力データのインポート