建築GX・DX推進事業対象
Rebro 作図機能
建築設備設計に必要な作図機能を豊富に搭載。平面・断面・3Dビューを自在に切り替えながら、配管・ダクト・電気配線などの設計がスムーズに行えます。自動ルーティングや干渉チェックといったサポート機能により、高精度な設計図面をスピーディに作成できます。
配線管理で幹線亘長の取得
配線管理で幹線の長さを自動取得できるようになりました。これにより、設計の精度が向上し、手動での計測ミスを減らせます。
排煙口の選定・一括配置
部屋に排煙口を自動で配置し、排煙風量や通過風量に基づいて最適なサイズを選定する機能が追加されました。これにより、設計プロセスが大幅に効率化されます。
スパイラルダクト加工
ナンバリングやプレハブリスト、直管リスト、継手リスト、フレキシブルダクトリストの出力が可能になりました。これにより、ダクト設計の柔軟性が向上し、現場での施工がスムーズになります。
電気設計の強化
日本電設工業協会の標準書式に対応した盤リストの出力や、電気属性情報のリンク機能が追加されました。これにより、電気設計の効率が向上し、標準化されたドキュメントの作成が可能になりました。
配管・ダクト設計の強化
ガラリに接続口を追加し、用途記号に用途の略号を追加するなど、設計の柔軟性が向上しています。これにより、より詳細な設計が可能となり、施工現場での調整が減少します。
防火区画
Autodesk RevitやIFCファイルから建築の属性を読み取り、防火区画を自動生成できます。読み込んだ建築図の壁と床を、耐火構造の属性で色分け表示し、壁を選択するだけで防火区画を作図できます。
作図した設備図面から貫通部の処理が適切かを確認できます。NG判定の箇所を確認しながら部材の再配置検討や自動処理で適切な部材に変更が可能です。
標準支持・耐震支持の作図
配管・ダクト・電気(3D)のルートに標準支持・耐震支持を配置できます。 支持配置時、インサートやUボルトの同時配置に対応しました。 部材の移動、変更、削除時に支持の間隔を表示して確認できます。
支持部材の鋼材サイズは、鋼材で支持する配管やダクト・ラック・ケーブルの重量情報から選定表を基に算出します。
- * 標準支持の支持間隔・選定表については「建築工事標準仕様書(機械設備工事編) 平成31年版」、「建築工事標準仕様図(機械設備工事編) 平成31年版」、「建築工事標準仕様書(電気設備工事編)平成31年版」を、耐震支持の支持間隔・選定表については「建築設備耐震設計・施工指針 2014年度」を参考に初期値を設定しています。
設計モード搭載
配管、ダクトの設計図作図を支援する目的で設計モードを搭載しました。設計モードでは、初めからサイズや高さ、材料を意識しなくても配管・ダクトの設計図を作図できます。
また、配管・ダクトの高さに関係なく用途の優先順位やルート方向(縦横)で隠線処理を行えます。
ダクト圧力損失計算/配管抵抗計算シミュレーション
ダクト圧力損失計算や配管抵抗計算が可能になりました。図面に常時表示が可能なシミュレーションパネルを追加し、ルートを編集するとリアルタイムで計算結果をご確認になれます。
機器の抵抗やダクト局部の抵抗係数もパネル上で簡単に変更でき、変更後も計算結果が連動します。端末に風量、流量を設定すると合流部は自動合算されるため部材ごとに設定する必要がありません。
また、複数の系統に対して計算ができるのでルートごとの計算結果に比較検討が容易に行えます。計算結果は国土交通省の建築設備設計基準に基づいてExcelファイルで帳票出力できます。