建設業の仕事を効率アップするPDFファイルの使い方

PDFファイルをフル活用して、建設業の働き方を見直そう

建設業界でもよく利用されているPDFファイル。PDFファイルを開く・見るだけにとどまっていませんか?

確かにPDFの閲覧だけなら無償版のAdobe Acrobat Readerだけで十分です。しかし、それは実にもったいない使い方です。建設業界におけるPDFの便利な使い方をご紹介します。

有償版Adobe Acrobat DCに含まれる機能

有償版・Acrobat DCなら手元にあるPDFファイルを利用して編集したり、別のファイル形式に変更したりすることができます。最近はアプリを活用して紙に印刷されたドキュメントも即PDF化し、読み取った文字も編集対象にする技術も搭載されています。

しかも年額22,560円(税別、2019年8月現在)とお得な価格も魅力の一つです。

Acrobat DCを使うことで効率アップ! 使い方5選

建設現場でよくあるシーンに絡めて、Acrobat DCの便利な使い方を動画にまとめましたので、ぜひご覧ください。

1.図面などの文書はスマホで撮影してPDF化

iOSとAndroidの両OSで展開されている「Adobe Scan」。Adobe Scanモバイル版アプリを起動させ、図面などの文書を撮影するとPDFファイルを作成することができます。

ゆがんだ紙の道路実測図でもご安心ください。自動で図面などの文書が描かれているエリアを抽出し、ハンドルが表示されます。ハンドルをドラッグして境界線を調整するとゆがみの取れた道路実測図に仕上がり、OCR処理により日本語検索も可能になります。

2.取り込まれた書類は自動的にテキスト化

取り込まれた図面などの文書は自動的にOCR処理(Optical Character Recognition:イメージで取り込んだ文字をデジタルの文字コードに変換する技術)が行われるので、Acrobat DCで開けば検索対象になります。

3.取り込んだPDFを同じデザインで編集可能

OCR処理された文字を編集する際、自動的にそっくりなカスタムフォントを生成してくれますので「編集した部分だけ全く見た目が異なる」というケースを防げます。

4.元からPDFのデータは自由自在に編集可能

PDFファイルを作成した元ファイルがなくとも編集できますので、得意先から元データを依頼する手間が不要になります。「元ファイルと同じ制作アプリがないから編集できない」というお困りごとを解決します。

5.文書をWordやExcel、PowerPoint形式で使うことも可能

PDFメニューから「PDFを書き出し」を選び、出力したい形式を選ぶとWord、Excel、PowerPointなどのアプリで使用できる形式に出力します。

Acrobat DCを活用しているお客様の声

実際にAcrobat DCを導入しているお客様の声を一部ご紹介します。

  • 申請書などのPDFファイルの直接編集業務が楽になった。
  • PDF化された図面などの文書に注釈を入れることで、電子ドキュメントで意見交換できるようになり、作業スピードが向上した。
  • 全文検索システムでPDFファイルが確実に素早く探し出せるようになり、新規プロジェクトの立ち上げスピードが向上した。
  • Acrobat DCの多言語に対応したスキャンデータの文字認識機能(OCR)により、全文検索システム活用が一層容易になった。
  • PDFの閲覧環境がまちまちである顧客や社外取引先にも、PDFであれば安心して提供できる。

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