屋上設置のエアコン室外機は熱の問題と合わせて、騒音の問題があります。FlowDesignerは熱・気流解析のモデルを使って騒音解析もできます。今回は、第21回と同じエアコンの室外機モデルを使用し、騒音解析を行いました。
主な内容
- 解析モデル
- 解析条件
- 解析結果・考察 など
屋上設置のエアコン室外機は熱の問題と合わせて、騒音の問題があります。FlowDesignerは熱・気流解析のモデルを使って騒音解析もできます。今回は、第21回と同じエアコンの室外機モデルを使用し、騒音解析を行いました。
ビルを新しく建設するにあたり、その屋上室外機が周囲に及ぼす騒音の影響を事前に検討したい。防音壁は必要かどうか、仮に防音壁を設けた場合、どの程度の効果があるかをシミュレーションする。
室外機の周りに何も設置しない場合(現状)と防音壁を設置した場合(対策案)を比較する。
解析の対象とする領域、建物、室外機、防音壁は次のように設定する。
領域と建物の大きさは次の大きさとする。
建物屋上は右図のような配置とする。
次の設定の室外機を合計8機設置する。
室外機8機を防音壁で囲む。防音壁の設定は次の通り。
オクターブバンド | 8~125Hz(8、16、31.5、63、125) |
---|---|
1オクターブバンド内分割 | 5分割 |
音速 | 毎秒340m |
壁面の吸音率(共通) | 5% |
収束判定 | -2 |
最大計算回数 | 10,000回 |
メッシュ分割数 | 14,749,020(X:270、Y:286、Z:191) |
メッシュ間隔 | 0.3m間隔(室外機近傍は0.1m間隔) |
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FlowDesigner解析事例 エアコン室外機騒音解析
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