FlowDesigner解析事例30:低層オフィス窓種類と換気性能(Revit IFCデータを用いて)

FIX窓と開き窓、どのくらい換気性能に差はあるのか?

「外観の印象まで左右する」と言われている窓。窓を選ぶ際は外観のほかにも、断熱性、通気性、安全面、メンテナンスなど考慮する項目は多くあります。今回は換気効率が高い窓にしたいと考えています。FIX窓と開き窓、どちらにしたらよいでしょうか?

目的:換気性能の差を確かめる

建設予定の3階建てオフィスビルについて、図の赤枠部分をFIX窓と開き窓のどちらにするかを検討しています。両者の換気性能にどのくらい差が現れるかを気流シミュレーションで比較します。

STEP1:RevitデータをFlowDesignerにインポート

RevitのオフィスビルデータをIFCデータとしてFlowDesignerにインポートします。なお、窓ガラス部分はパネル形状でモデル化しています。

STEP2:解析領域や条件を設定

解析対象空間57×49×23.5m3(オフィスビルの周囲を含む)
流出入条件対称:窓部(計12カ所)
項目:窓種類、寸法、風(風速、風向)
発熱条件対称:照明、人体、機械
項目:発熱量(単位面積当たりに換算)

STEP3:メッシュ分割

メッシュを分割します。

  • 空間全体を0.1m(メートル)間隔で分割。
  • 窓部分を0.05m間隔で分割。

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FlowDesigner解析事例 低層オフィス窓種類と換気性能

主な内容

  • モデルの簡略化設定
  • 解析結果 濃度分布(指定断面、等値面表示)
  • 考察 など

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