FlowDesigner解析事例18:ロビー空間の開口位置検討

効率よく自然風を取り込むために、窓はどこに取り付ければよいか?

5分でわかるFlowDesigner解析事例 第18回は開口位置検討です。リゾートホテルなどにあるロビー空間のどの位置に窓を開けると、効率よく自然風を取り込むことができるか、FlowDesignerの逆解析を使って検討します。

前提条件

目的

建物の風上側の開口位置は決定しているが、それに対し風下側の開口をどこに設ければ効率的に自然風を取り込めるか検討する。

検討モデル(逆解析用)

建物や領域の大きさ、開口率は次の通りとする。

建物や領域の大きさ

建物の大きさ10×8×5(m3)
領域の大きさ30×30×10(m3)

風上側開口

開口率100%
大きさ1×1(m2)

風下側開口

開口率5%
大きさ7.5×3.5(m2)

設計目標と感度解析

目的を達成するための指標として、「ターゲット内の平均流速を上げる」ことを設計目標とする。設計目標を達成するために、感度解析を使用する。

  • 目的:建物内部に自然風を効率的に取り込みたい。
  • 設計目標:ターゲット内の平均流速を上げる。
  • 解析:感度解析を使用。感度解析結果で風下側開口部の開口率感度(開口率を上げればよいかまたは下げればよいか)をみて、どの位置がターゲットに影響力が強いかをみる。

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FlowDesigner解析事例 ロビー空間の開口位置検討

主な内容

  • 検討モデル(逆解析用)
  • 逆解析
  • 逆解析結果の検証・考察 など

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