FlowDesigner日射積算解析について前回もご紹介しましたが、BIMの設計モデルを活用しガラスの透過率の設定を行うことで、同時に室内も解析を行うことができます。今回は、周辺環境の変化により、対象建物の室内外の日射量がどの程度変化するのかを定量的に確認しましょう。
主な内容
- 解析モデル
- 1年間の日射積算量
- 考察 など
周辺環境が変化すると、どのように室内外の日射量が変化するのか?
FlowDesigner日射積算解析について前回もご紹介しましたが、BIMの設計モデルを活用しガラスの透過率の設定を行うことで、同時に室内も解析を行うことができます。今回は、周辺環境の変化により、対象建物の室内外の日射量がどの程度変化するのかを定量的に確認しましょう。
右図のような街区で隣接する建物の高さが変化した場合、年間日射積算量がどのように変化するかを検討する。解析の対象とする建物はVectorworksで作成したIFCデータを使用する。
隣接する建物の高さが10m、25mのとき、それぞれでの年間日射積算量を比較する。
Vectorworksから出力されたIFCファイルを読み込んだモデルを使用する。
日射量はFlowDesigner上で月日・場所から太陽軌道を計算して算出したものを使用する。ただし、各部材表面への直達日射の積算量を解析対象とし、熱・気流の解析は行わない。建物の窓ガラスのみ反射・透過の影響を考慮する。また、今回曇天による影響は加味しない。
場所 | 横浜 |
---|---|
積算単位 | 1日 |
積算対象日 | 1月1日~12月31日 |
日射吸収率 | 20% |
---|---|
日射反射率 | 10% |
日射透過率 | 70% |
さらに詳しく解析方法やシミュレーション結果を知りたい方へ-無料資料ダウンロード
本トピックスでご紹介しきれなかった内容を資料にまとめています。もちろん無料!ぜひお役立てください。
FlowDesigner解析事例 日射積算解析による室内外の同時検討
主な内容